料理やお菓子や加工食品、

どれも今は全部数値化し機械で作れば

そこそこのモンは出来上がります。

 

不味くはないです。商品価値も出ます。

 

が、、そんなん全く心に響かず、

あくまでも「不味くない」程度で

美味しいワケではありません。

 

その割に値段は高いから結果は

不味いになってしまうんですがね。

 

理論だけで高いお金払ってまで食べたいモンは出来ん。

心底そう思います。

人間の野生の勘?!を取り戻したいところです。

 

期待はしてませんでしたが

それ以上のハズれを引いてしまって撃沈(T_T)。

ここまでハズすとは我ながら情けないというか。

 

捨ててもエエけどそこそこの値段はしたのでやっぱり使おう。

 

食材はカカオ豆を煎ったヤツです。

 

何でもコダワリチョコレートを作ってる店で

カカオ豆も売ってました。

 

自身、チョコレートはカカオ分が高ければ高い程好きなんですね。

なのでチョコレートになる前の豆も大好き!

ガツンと来る香ばしさに発酵した酸味、

そして苦味がクセになりやめられません( ̄▽ ̄)。

 

扱いはナッツ。

なのでこの味の重なりを期待して和え物のアクセントに準備し、

味見をしてみると・・

 

味も香りも苦味もそうとう弱く

何かワカランけどナッツ食べてるという程度(-_-;)。

 

ある程度の値段はしたのでまあ入れてみよう。

当初の予定通りこんなお料理にしてみました。

 

材料はキュウリ100g・塩少々・煎ったカカオ豆2個・

味醂5cc・バルサミコ酢5cc・出汁ガラ昆布少々・胡椒少々です。

 

キュウリは麺棒等で叩いてから包丁で

4cmぐらいに切り塩をまぶして少し置き、

水気を軽く絞り盛り付けの皿に移します。

 

カカオ豆は外の薄皮を剥いて胡麻粒よりも少し大きいぐらいに

砕いておきます。

 

小鍋(9cm)味醂を熱しあらかたアルコールが飛んだら

火を止めてバルサミコ酢と出汁ガラ昆布を加えゴムベラで鍋底に付いた

味醂をこそげるよう混ぜます。

 

このまま30分程昆布を浸けてから取り除きます。

 

上記を全部合わせて胡椒を振りよく和えれば完成です。

分かりやすいように写真は砕いたカカオを振ったところです。

cacaoae

 

まあ、、予想通りでした。

カカオ豆が弱く辛うじてちょっとの苦味と香ばしさがあるぐらい。

極々少量のナッツを入れたかな、というお味。

 

まったくカカオ豆と分かりませんが、

そこそこ風味付けと歯ごたえの変化にはなってました。

 

それよりも単純にキュウリとバルサミコ酢が美味しいですね!

キュウリの青臭さ好きなので酢・塩・胡椒だけのサラダで

少し抜くぐらいがホンマに丁度エエ~。

 

少し暖かくなり常温ならキュウリバリバリでも

寒くなりすぎず寧ろサッパリスッキリ\(^o^)/。

 

あまり気軽な食材ではないカカオ豆。

どこかで出会えたらこんな和え物のアクセントに

してみると使い易くておススメです^^