モンゴルミルクティーの続きです。
色々検索しててわかったこと、
モンゴルミルクティーに入れる肉は干し肉です。
そりゃそうやなぁ、放牧の時のお弁当と聞きましたんで。
チーズ・干し肉・煎り米・お茶と水、器や鍋を持って放牧に行き、
休憩の時に火を起こしてミルクティーを淹れる。
ミルクはその場で調達かな??
そこにカッチカチなチーズと肉をふやかすべくミルクティーに入れ、
程良くふやけたところで食べる。
そんな感じだそう。
そういえば、、放牧中の食事なんて考えた事なかったです。
海女さんが海女小屋で暖を取りながら
鮑やサザエやウニを焼くのと同じ感覚かもしれません。
ど~しても羊味×ミルクティーにしたかったので、
前回は敢えて羊スープを使いました。
今回は奶豆腐と一緒に
奥さんお手製、牛の干し肉をいただいてました。
左の黒いのがソレです。
昨日の記事のお弁当はこの牛肉を使いました。
これがまた美味しい!
赤身噛みしめ派の自身にとって一番理想的な牛肉~~。
臭みなんて何?というぐらいなく、脂っ気もほぼナシ。
ホロリと崩れて硬すぎず、でも噛み応えは抜群。
何より旨味が凝縮されており、
これをギュっと噛むとじんわり出てくるのがたまりません^^
つくづく日本人は肉の食べ方間違えてると思います。
作り方を少々アレンジして干し肉バージョンを作ってみました。
材料は干し肉・水200cc・砕いた磚茶(プーアル茶でも)2g・
牛乳30cc・塩・奶豆腐です。
干し肉と水を圧力鍋に入れ、加圧3分。
圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。
肉を浸けたまま冷まします。
いただく時に肉を手でほぐし、磚茶をお茶パックに入れます。
これらを小鍋に入れた干し肉の出汁に加えて2分程煮出します。
水が蒸発したら適宜足します。
火を止め、しばらく置いてからお茶っパックを取り出します。
この間に牛乳に奶豆腐を入れて少しふやかします。
今回、半生の奶豆腐でしたのですぐに柔らかくなりました。
上記、お茶を火にかけ牛乳を加えて1分ほど弱火で炊き、
少ししょっぱいと思うぐらい塩を入れて混ぜ、
ふやかした奶豆腐を加えて一煮たちさせれば完成です。
これがねえ、、ミルクティーに入れてるとはほぼ分かりません!
そして干し肉の出汁が存分に出てるから・・美味しい!
羊の出汁で作った時より遥かに美味しい~~。
干し肉に醤油が入ってるのかも。
でも八角や花椒等のスパイスはないので、
日本人にス~っと馴染むお味です。
そして肉の旨味を存分に吸った奶豆腐がこれまた絶品!
半生で柔らかめだったので食べやすかったです。
これにご飯はいらないかなぁ。
干し肉の味、しっかり濃いけどご飯に合う感じはしませんでした。
磚茶とベースにするスープがどれだけ合うか。
これで味が決まるような気がしました。
ひょっとしたら羊スープも醤油を少しいれるともっと良くなるかも。
磚茶の香りをかぐと羊を合わせたくなりましたんで。
色々と実験し甲斐がありますね。
しばらく楽しめそうです^^
先日のお弁当。
活け菱蟹の混ぜご飯おにぎり
キャベツの酢の物
茄子の豆醬炊き
青菜のピーナッツよごし。