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うらじょ

女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー

安藤梢選手が所属するSGSエッセンは、9月11日・ドイツ女子ブンデスリーガ第2節ホッフェンハイムと対戦し1-0の勝利。

安藤選手は先発出場、チームの勝利に貢献し、68分に途中交代となりました。





2016年9月11日
【ドイツ女子ブンデスリーガ第2節】

SGS Essen 1-0 Hoffenheim

 

得点:

68分 L. Schuller

 

会場: Stadion Essen (Essen)

観客数: 1131人

 


スターティングメンバーフォーメーションによれば、安藤選手(14番)は、前節に続いて攻撃的左MFとして出場。

 

試合ハイライトから試合を振り返ってみますと、今節の安藤選手は、活躍の場面が多くみられました。


エッセンはホームでの2016-17シーズン開幕戦。選手入場、安藤選手は矢印。

 

28分、左で受けた安藤選手は、ドリブルで中へ持ち込み、シュート。

がしかし、GKが正面で押さえ得点には至らず!

相手DFを引き離し切れの良いドリブルからシュートへと、機敏な一連の動きには、コンディションの良好さがうかがえます。

 

ここで安藤選手の2009年当時のドリブルからシュートも見てみましょう(笑)

DFを交わしてからシュートまでの間合いが今も変わらないですかね、ただ今のほうが姿勢良く、身体の軸がしっかり据えられた動きのようにも見受けられます。

 

 

41分、ゴール前の攻防から、エッセンの選手がシュートを放つと

 

これをGKが前にはじき

 

こぼれを安藤選手が詰める

 

GKより早く左足を出して押し込む

 

しかし、ゴール右へわずかにそれて行きました。

惜しくもゴールならず。

 

さらに後半4分、中央右からのクロスが、左に出た安藤選手まで流れてシュート!

 

しかしGKが左に倒れて受け止め、ゴールには至らず。チャンスを逸しました。

 

エッセンは68分に、リスタートから右へ展開してクロスを入れ、Schuller選手がゴール前合わせて先制ゴールを決めました。

安藤選手は先制後すぐに途中交代となった模様です。

 

試合はそのままエッセンがリードを保ち勝利。開幕から2連勝、ホーム開幕戦を飾りました。攻守に球際強く、昨季より勝負強くなった印象のエッセンです。若手が多く躍進していける勢いが十分に感じられます。

 

 

次節第3節エッセンは、9月25日(日本時間25日午後18時)に、いよいよ強豪フランクフルトと対戦します。

安藤選手が数々の栄冠を勝ち取った古巣フランクフルトとの対戦。相手ホームでの試合とはいえ、安藤選手にとっては慣れ親しんだであろうブレンタノバット・スタジアムでの活躍が、エッセンのどの選手よりも期待できそうです。

引き続き安藤選手のスタメン出場とそして勝利を導くゴールを、強豪相手にこそ魅せてもらいたいですね!


 

 

  

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2016プレナスなでしこリーグ1部第12節

9月11日14時 @萩谷総合公園
 
コノミヤ 0-4 浦和
 
得点:36分栗島、45+2分猶本、53分塩越、58分北川
 
 
試合は浦和が序盤から攻勢に出て、高槻陣内でポゼッション高く有利にゲームを進めていく。
受けて立つ高槻は、時折サラ・グレゴリアスの脚力を生かしたカウンターをみせるが、浦和はピンチに至る前に断ち切り、高槻に攻撃のペースを与えない。
 
36分浦和。左コーナーから繋いで、ゴール前後方から栗島がシュートを放つ。ゴール右上へ鋭い弾道が決まるファインゴール。栗島のリーグ戦い初ゴールにより浦和が先制。
 
その後も浦和は、サイドへの展開を効果的に、高槻を揺さぶり優勢を続けると、前半終了前、左サイドを深く侵入した北川からのクロスに、ゴール前ファーで受けた後藤がシュートもGKに弾かれるが、リバウンドを猶本が押し込みゴール。
浦和が2-0で前半を終える。
 
後半に入り、依然高槻のDFが手薄になる左サイドを衝く攻勢がストロングポイントとなり、北川の独壇場と化す。
53分、北川が左サイド深くに侵入しDFを交わしてクロスを入れると、ゴール前プレゼントボールを受けた塩越が難なくヘッドを決めて3点目。
塩越柚歩、栗島に続いてトップチームでの初ゴール。
58分、さらに左サイドから畳み掛ける浦和は、左への展開を受けた北川が、自ら持ち込み左足を振り抜くと、ゴールニアポスト側上段に、ズドンと叩き込み4点目。
 
 
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勝負としては後半序盤に加点して雌雄を決した浦和。以降、反撃の高槻に押される場面はあれど守り切り完封。
守りに入ることなく、前掛かりに攻守に補完しあいながら、終始優勢にゲームを進めての、久しぶりに安心して見ていられた完勝といえるでしょうか。
高槻が4月対戦時に比べて全体的に精彩を欠いていたとはいえ、縦横につなきながら隙をうかがい崩し、サイド・中盤から積極的に攻撃参加してフィニッシュに至る形は、シュート数21本に表れているとおりに理想的に持ち運んでいたでしょうか。
ただ、シュートの精度があれば、もっと得点できていたのは、課題として求めておきたいところ。
主に守備的に支えた続けた筏井、高槻の反撃を食い止め奮闘した乗松、右SH復帰から攻守をつなぐ起点となった柴田、3選手の貢献ぶりを挙げておきたいです。
 
 
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次回ホームでこそ、今回のような胸のすく思いがしたゲームを、待ちわびている多くのレディースサポのもとで披露してもらいたいものです!
楽しみです!
 
 
 
 
 
 

8月28日、エミリーギルニック選手期限付き移籍加入のお知らせ。

 

 

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エミリー・ギルニック (EMILY GIELNIK)
1992年5月13日生まれ(24歳)
【出身地】オーストラリア メルボルン
【身長】181cm 68kg
【ポジション】FW
【背番号】33
【サッカー歴】

ブリスベン・ロア(豪:2010年~2012年1月) → リバプール(英:2012年5月~10月) → ブリスベン・ロア(2012年11月~2013年1月)→オタワ・フューリー(加:2013年2月?~11月迄?) →ブリスベン・ロア(2013年12月下旬~2016年1月)

(※エミリーのサッカー歴ですが、彼女のウィキペディア海外サイトのクラブ経歴をたどると、浦和公式のものとはオタワの在籍期間が少々異なりました。公式のリバプール → オタワ・フューリー → ブリスベン・ロアの順というより、リバプールから一度ブリスベンに戻ってオタワ→ブリスベンが妥当かと思われます。細部には、こだわります。)


【代表歴】

・U-19オーストラリア女子代表、

・オーストラリア女子代表(9試合出場 1得点)

※代表デビュー戦:2012年7月11日 vs日本女子代表戦

キリンチャレンジカップ  日本 3-0 オーストラリア

 

◆代表ゴール

2016年3月2日 リオオリンピックアジア予選 @大阪・長居スタジアム

vsベトナム戦

 


【コメント】
「私のプレースタイルが浦和レッズレディースにインパクトを与えることができればと思います。そして、少しでも順位を上げられるようチームとして前進していきましょう。このようなチャンスを与えていただき、浦和レッズレディースの一員として、シーズンを共に戦うことができ、とても嬉しく、そして興奮しています。応援よろしくお願いいたします」

 

[エミリー選手のリーグ戦通算成績 ]

シーズン所属チーム出場時間試合スタメン交代途中出場ゴール
2010-2011ブリスベン125分
2011-2012ブリスベン644分1210
2012リバプール721分12
2012-2013ブリスベン822分10
2013オタワ
2013-2014ブリスベン437分
2014-2015ブリスベン771分12
2015-2016ブリスベン1190分1313
 通算戦績4710分7446212828

 

◆ブリスベン・ロアはオーストラリアのウェストフィールド(West Field) Wリーグ所属。

・2010-11シーズンにWリーグ・グランドファイナルチャンピオン。

・2012-13シーズンにWリーグ・レギュラーシーズンチャンピオン。

◆リバプールはイングランドのFA WSL(The Association Women's Super League)所属。

◆オタワ・フューリーはUSL(United Soccer League)Wリーグに所属していたが、2014年に女子チームは解散。(エミリーのオタワ時代の戦績は残存せず。)

 

ブリスベン在籍 2014年1月ニューキャッスルジェッツ戦のゴール

 

ブリスベン在籍 2014年9月シドニーFC戦のゴール

 
◆8月30日記者会見
【エミリー・ギルニック】
「私を迎え入れてくれて本当にありがとうございます。この機会に感謝し、レッズレディースに加入できたことに興奮してます。ポジティブに力になれるようにがんばりたいと思います。私は日本が大好きなので、自炊をして、日本の食べ物を食べて、日本人になりきろうと思っています。本当にこの機会に感謝しています。」
 

ここからは私の勝手な推測ですがー

エミリー選手がとても日本が好きということで、ちょっと思い当たることがあります。

エミリー選手の経歴は、まず2010年シーズンから2013年までブリスベンに所属していましたが、同じ頃、日本からブリスベンに入団してきた2人の日本人選手がいました。

伊賀FCから2010年にオーストラリアの下部リーグを経て入団した立岡幸子選手(MF)と、益城ルネサンス熊本から2011年にブリスベンに入団した岸星美選手(GK)です。

 

2012年に岸選手がブリスベンと契約更新した当時のことを記すブログがあり、そのブログの選手集合写真の後列には、エミリー選手と隣に岸選手が並んで立っており、また2列めの右には立岡選手も写っています。

岸星美選手、ブリスベンロアーと契約更新(8FOOTBALL Management Japan)

 

※当時の岸選手と立岡選手のことを伝える記事

3連覇を狙うブリスベン・ロア(NICHIGO PRESS

オーストラリアWリーグ最終日(8FOOTBALL Management Japan)

 

実は岸選手のオーストラリア入団のことについては、自ブログでも2011年に記していました。

熊本からオーストラリアリーグへ(岸 星美選手)

岸選手は、2011年の11月にGKとしてWリーグデビューを果たし、2-1勝利を飾ったのですが、その時勝利のゴールを決めたのがエミリー選手だったようです。

Adelaide United 1-2 Brisbane Roar

 

エミリー選手、当時の岸選手立岡選手からいい影響受けていましたかね!?なんて思えたりします。

 

 

2012年のグランドファイナルシリーズ準決勝の後半終了際、同点ゴールを決めたのがエミリー選手(動画の4分過ぎ)で、PKの末勝利したブリスベンの歓喜の輪の中に、控えGKの岸選手らしき選手も映っています。

 

決勝戦ではキャンベラに負けてしまったのですが、エミリー選手は0-2からの追撃ゴールを決めていました。(1分40秒過ぎ)

 

 

 

 

「私はストライカーなので、一番の長所は得点を取るところです。たくさん点を取りたいと思います。みなさんもご覧の通り、私はビッグレディで、背が高いだけでなく、フィジカルの強さとスピードに自信があります。そして、日本はコンビネーションプレーが得意ということなので、私もぜひ習得したいと思っています」

 

今日のリーグ後半戦高槻戦から大いに期待できそうです!

救世主となれ!