安藤梢選手が所属するSGSエッシェンは、9月3日・ドイツ女子ブンデスリーガ第1節開幕戦、MSVデュイスブルクと対戦し3-0の勝利。
安藤選手は先発出場、チームの勝利に貢献し、79分に途中交代となりました。
MVS Duisburg 0-3 SGS Essen
得点:
45分 L. Schuller
50分 L. Dallmann
64分 J. Klasen
会場: PCC-Stadion (Duisburg)
観客数: 1027人
スターティングメンバーフォーメーションによれば、安藤選手(14番)は、攻撃的左MFとして出場。
ダイジェスト から試合を振り返ってみますとー
安藤選手にとっては、古巣デュイスブルクのPCCスタジアムでの2016-17シーズン開幕戦。
元チームメイトでドイツ代表を長年つとめたMFリンダ・ブレソニク選手(右)が、デュイスブルクの主将として安藤選手と相対します。
またデュイスブルクの監督にはインカ・グリングス。安藤選手が2010年渡独時、デュイスブルクの選手としてツートップを組んだ、こちらもかつての盟友。ドイツ女子ブンデスリーガ1部通算351ゴールは圧巻。2位ビルギット・プリンツの通算282ゴールを大きく上回り、今後も不滅の記録となるはず。
ドイツに渡ったばかりの安藤選手に、そのあくなきゴールの姿勢、求められるプロの厳しさが、大いに感化させられたストライカーといえるでしょう。今となれば、エゴイスティックなFWとしての在り方を最初に見せつけ、安藤選手は苦闘を続け、後には成長を促したトッププロの一人だったといえるでしょうか。
試合は、45分に右サイドを突破したDallman選手から、ゴール前Schuller選手がアクロバティックなボレーを決めエッセンが先制。
Schuller選手のファー側に、安藤選手もきっちり詰めていたので、ボレー不発でも押し込めていたかなという、ファン目線では感じられます。
安藤選手も喜びの輪へ駆け寄ります。
2得点目は50分。ゴール前からのシュートに相手がブロックして防ぐ。
リバウンドを Dallmann選手が叩き込み追加点。安藤選手、あら入ったの!?の風情でゴールインを見届けます。ちょっと天然ぶりは健在のご様子。
遅れ気味に祝福へ駆け寄りました。
さらに64分、Klasen選手が右から持ち込んでグラウンダーを決めダメ押し点となりました。
この場面でも、安藤選手は長い距離を走り、ゴール前に入って来てチャンスに備えていました。デュイスブルク時代から継承されて来たあくなきゴールの姿勢は健在でした。
安藤選手はその後79分に交代、試合はそのまま3-0で終わり、エッセンの勝利。
まずは上々の開幕スタートになったのではないでしょうか。
安藤ゴールも次節以降、きっと間近なことになる予感じゅうぶんです。
次節第2節エッセンは、9月11日(日本時間11日午後21時)に、ホッフェンハイムと対戦します。
引き続き安藤選手のスタメン出場とそして勝利を導くゴールを期待したいです。