日本 2-1オランダ
得点:
10分有吉、80分阪口、90+2分失点
なでしこの貫禄勝ちですかね。初出場のオランダに対し、戦略的に付け入るところが徹底してましたし、トーナメントを勝ち上がる経験の差を感じました。
オランダの出方をうまくいなしながら素早く攻勢に転じると、パスがつながりチャンスは多く、相手にとっては容易に出れないプレッシャーを常に与えていたと見受けられました。
オランダの左右からの突破は脅威でしたが、攻守に貢献したSB鮫島・有吉選手らと他DFとの複数でしっかり対応出来ていたでしょう。
またサイドを切られたり、あるいはバイタルに侵入して来ても、ゴール前を人数多く固めて、シュートに至らせない意識が徹底していて粘り強く対応、なでしこらしい一丸となった守備力を発揮していました。
オランダ守備網のスペースを突いて、ワンタッチツータッチの早いテンポでパスを繋げシュートに至る場面や、前線のプレスから高い位置でボールを奪いゴールに迫る場面など、チャンスは数多く見られました。
早々に先制できたぶん、追加点がなかなか奪えずジリジリしたゲーム展開とはなりましたが、阪口選手のゴールで勝負あり…のはずが、海堀選手やらかしてしまいましたね^^;
1点差から猛然と攻勢に出られヒヤヒヤしましたが、程なくタイムアップとなり逃げ切りました。
どの試合もまだ締まり良くとはいきませんが、決勝トーナメントに入り徐々に状態が上がっていくでしょうかー
次からはいよいよ経験豊富な対戦国が控えており、本当の意味での勝負どころが続いていきます。
最後の苦しい時間帯での頑張りに、安藤さんの思いを受け止めて、もう一踏ん張りしてもらいたいですね。
現地ではなでしこ代表が誇る応援太鼓が、試合途中から騒がしいことを理由に没収されてしまったそうです。
しかしそれでもめげずに、出来得る限りの応援を続けてくれた気概には感謝したいです!