齊藤選手、レッズレディースから長野パルセイロへ | うらじょ

うらじょ

女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー

15.01.09 齊藤あかね AC長野パルセイロ・レディースへ移籍のお知らせ

DF齊藤あかね(21歳)がAC長野パルセイロ・レディースへ移籍することになりましたので、お知らせいたします。


齊藤あかね 
#4 DF 167cm 59kg
1993年1月12日生まれ(22歳)
埼玉県出身


【サッカー歴】
浦和レッズジュニアユースレディース(~2007)→常盤木学園高等学校(2008~2010)→東京電力女子サッカー部マリーゼ(2011)→浦和レッズレディース(2011~2014)→AC長野パルセイロ・レディース(2015~)

【コメント】
「2015シーズンから、AC長野パルセイロ・レディースに移籍することになりました。浦和レッズレディースでは、ジュニアユース時代の3年間を含め約7年お世話になりました。いろいろな思いがありますが、このチームでプレーできたこと、みなさんと一緒に全力で闘えたことをとても誇りに思っています。チームスタッフをはじめ、チームメイト、そしてどんなときも熱い応援をしてくださった、ファンサポーターのみなさま、パートナー企業のみなさまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
このチームでの経験を糧に長野でさらに成長を遂げられるよう、そして、なでしこリーグに昇格してまたみなさんの前でプレーができるように努力します。今まで本当にありがとうございました」





【齊藤選手の2011ー14シーズン: レッズレディースでの戦績】

[2011年] 出場時間 試合 スタメン 交代 途中出場 ゴール シュート
リーグ戦 443分 8 4 0 4 1 3
皇后杯 90分 1  1 0 0 0 2

[2012年] 出場時間 試合 スタメン 交代 途中出場 ゴール シュート
リーグ戦 483分 8 5 3 3 1 4
皇后杯 9分 1  0 0 1 0 0

[2013年] 出場時間 試合 スタメン 交代 途中出場 ゴール シュート
リーグ戦 666分 10 7 0 3 0 6
カップ戦 125分 3 1 1 2 0 0

[2014年] 出場時間 試合 スタメン 交代 途中出場 ゴール シュート
リーグ戦 187分 16 0 0 16 2 6
IWCC 109分 3 1 1 2 0 3
皇后杯 204分 4 4 4 0 1 7


<通算成績>

出場時間 試合 スタメン 交代 途中出場 ゴール シュート
リーグ戦 1779分 42 16 3 26 4 19
カップ戦 125分 3 1 1 2 0 0
IWCC 109分 3 1 1 2 0 3
皇后杯 303分 6 5 4 1 1 9



【主な代表歴】
2007年 U-16日本女子代表オーストラリアユースオリンピックフェスティバル
2007年 AFC U-16女子選手権大会(マレーシア)
2008年 U-17日本女子代表大阪国際サッカーフェスティバル
2008年 FIFA U-17女子ワールドカップ(ニュージーランド)
2009年 AFC U-19女子選手権(中国) 優勝
2010年 FIFA U-20女子ワールドカップ(ドイツ)
2011年 日本女子代表ポルトガル遠征 アルガルヴェカップ
2011年 AFC U-19女子選手権(ベトナム/ホーチミン) 優勝
2013年 U-23 第6回東アジア競技大会2013(天津) 3位
2014年 U-23日本女子代表候補 トレーニングキャンプ(9/9~9/13@山形)


【常盤木学園高在学時の主な活躍】
2010年 プレナスチャレンジリーグEAST 優勝 
2010年 プレナスチャレンジリーグ最優秀選手賞(16得点・得点王だったと記憶しています)
2010年 第32回全日本女子サッカー選手権(皇后杯) ベスト4
    (3回戦で日テレベレーザにPK勝ち) 
2011年1月 第14回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権 準優勝


【浦和レッズレディース・主な出場記録】
※2011年5月29日@上野運動公園:
なでしこリーグ vs伊賀FC戦に初メンバー入りから後半初出場から、後半17分初ゴール

※2011年9月24日@NACK5:
なでしこリーグvsAS狭山戦に初先発からフル出場(同じく坂本選手も初先発からフル出場)



ロビポン0点 アメブロ

正直、齊藤選手が浦和を去ることがいちばんショックでした。
なぜなら、まだそのポテンシャルをじゅうぶんに活かし切れてないと思うから。
2011年、レッズレディースジュニアユースから常盤木学園へと進み(当時のことはよく存じませんが)、高校年代での華々しい活躍は、次第に見聞きするところとなっていきました。
2010年度の皇后杯で、常盤木がベレーザを破って快進撃を続け準決勝へと進んだ西が丘でのvsINAC神戸戦。
初めて見る常盤木のサッカーと、得点を量産して来た齊藤選手への期待にこがれ、試合を注視した覚えがあります。中盤からぐんぐん攻撃を押し上げようとする縦への積極性、フィジカルを活かした球際の強さがとても印象的でした。
他、FWに道上彩花・京川舞・仲田歩夢選手(現INAC)、MF児玉桂子選手(新潟)や坂本理保選手(長野)、CBに鈴木里奈選手(浦和)を擁した当時の常盤木学園に、齊藤選手も中心メンバーとして活躍していました。
齊藤選手は卒業後マリーゼに内定していましたが、2011年の活動休止によりシーズン途中から浦和に入団(5月)。シーズン後半には右SBとしてスタメンが続き今後の活躍が期待されたのですが、翌2012年は秋まで長期離脱となり、2013年も序盤を過ぎてから怪我による欠場が続き、2014年は途中出場とサブを繰り返す1年となりました。
浦和では結局、満足なシーズンを1度も送ることなく終えたぶん、長野ではまずぜひとも、1年を通して活躍したという実績を築いてもらいたいと思っています。
昨年末、皇后杯は4戦全てに先発出場を果たし、右サイドハーフとしても新たな可能性が感じられた齊藤選手。サイドから積極的にカットインして攻撃を牽引するパワフルなプレイぶり、国際女子クラブ選手権(IWCC)の3位決定戦から注目しました。(12月、IWCCから皇后杯へと連戦になりました。)

皇后杯3回戦からノジマ相手に1ゴール、準々決勝伊賀戦の勝利に貢献、ですが準決勝ジェフL戦、決勝ベレーザ戦と前半だけで途中交代となり、実際のプレイぶりにも精彩を欠いていたのは否めなかったと思います。
特に決勝では前半途中で交代となり、本人にとってもとても悔しい終わり方をしたのではないでしょうか。
連戦をこなして行くコンディション調整は、とくにチャレンジリーグでは大事になりますし、また対峙する相手が強敵になればなるほどに、打ち破って行ける真の強さを、齊藤選手には身に付けて行ってもらいたく思います。
相手を強引に引き離して前に出て行くドリブル突破、サイドからのアーリークロスにミドルシュートを兼ね備えたキック力、もちろん球際に強いDFとしての能力も長けており、いずれ長野から代表召集される選手になることを願っておりますー