安藤・明日菜選手、ドイツカップ優勝! 先制ゴールは安藤選手! | うらじょ

うらじょ

女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー




安藤梢選手と田中明日菜選手が所属するドイツ・1FFC フランクフルトは、5月17日に第34回女子ドイツカップの決勝戦をSGSエッセンと行い、3-0の勝利。

フランクフルトは3季ぶり9度目の優勝を果たしました。


*安藤選手は先発出場し、試合開始直後3分に先制ゴールを決め、その後も精力的にプレーを続け、優勝に大きく貢献しました。

*田中選手は後半44分から安藤選手に代わって途中出場し、優勝の瞬間をピッチ内で迎えました。







2014年5月17日
【2014女子ドイツカップ 決勝】

1FFC Frankfurt 3-0 SGS Essen


得点:

03分 K. Ando

28分 P. Kuznik

36分 S. Laudehr


会場/ RheinEnergieStadion (Köln)

観客数/ 16623人



[Frankfurt line-up]
01 D. Schumann (シューマン)

25 S. Bartusiak (バルトゥジアク)

23 B. Schmidt (シュミット)

27 P. Kuznik (クツニック)

11 S. Laudehr (ラウデア)

21 A. Crnogorcevic (クルノゴルチェビッチ)

07 M. Behringer (ベーリンガー)

10 D. Marozsan (マロジャン)

18 K. Garefrekes (ガーレフレーケス)

19 F. Alushi (アルーシ)

14 安藤梢


81分 F. Alushi → 12 M. Weber

88分 D. Marozsan → 2 A. Garciamendez

90分 安藤梢→ 24 田中明日菜




4-4-2のツートップの一角として、先発出場の安藤選手。

マロジャン、ベーリンガー、アルーシ、シュミット・・いずれもドイツ代表の中心選手の顔ぶれが揃う中にFWとして起用され続けていることは、あらためて凄いことです。


2014年女子ドイツカップ決勝戦は、ドイツ男子名門チームの1FCケルンの本拠地であるラインエネルギーシュタディオンで、16623人もの観客が集い行なわれました。


晴れの大舞台で、とても喜ばしい瞬間が、キックオフ早々に訪れました。

ドイツサッカー協会オフィシャルによればー


"A perfect combination about Kerstin Garefrekes and Fatmire Alushi closed the Japanese Ando to 1:0 from into the empty net. "

「ガーレフレーケス→アルーシ→日本の安藤で完遂する完璧なコンビネーションにより、空のネットに収まり、1-0。」




ガーレフレーケス選手から出たゴール前右二アのスルーパスに、抜け出したアルーシ選手がマイナスクロスを供給→安藤選手が受ける前に一瞬、DFの背後にしっかりスペースを築くタメをつくってから、フリーでゴール左隅に流し込む。この動き直しこそ大事です。

息の合った連動による綺麗なグラウンダーのパスが紡がれ結実されたビューティフルゴールです!

ドイツ女子No.1を決めるカップ戦決勝で、ドイツ代表選手たちが繋いだフィニッシュに、日本の安藤選手が存在することこそ、安藤選手がドイツで5年間培って来た実力と、そしてチームメイトとの信頼関係に他ならないと思います。

海外移籍でもっとも大事なことを勝ち得て結実したともいえる、とても嬉しい瞬間でもありますー





フランクフルトはその後もコーナーキックからクツニック選手、ラウデア選手が着実に加点しリードを広げ、栄冠に輝きました。

安藤選手にとっては、ドイツ移籍1年目の2010年に、デュイスブルクで同じくドイツカップのタイトルを獲得して以来の4年ぶりのタイトルとなりました。

あの時の決勝戦は、後半途中からの出場でしたし、チームではレギュラー定着にまだおぼつかない状態でしたので、今回はフランクフルトの中心選手として勝ち獲ったわけですから重みが違うはずです。





安藤選手の上に、喜ぶ明日菜選手の笑顔があります。

しかし明日菜選手がすごいのは、2011年なでしこジャパン初召集の年にワールドカップ制覇のメンバーをはじめ、2010年INAC神戸の皇后杯初優勝その後3連覇、INAC神戸のリーグ戦では2011年から連覇に貢献、そしてドイツ移籍後1年目の2013-14シーズンにドイツカップ戦優勝。

もってますねー





さてフランクフルトは、喜びに浸っている間もなく、来週末25日から佳境を迎えたリーグ戦の再開となり、優勝をかけた残り3試合が毎週6月8日まで続いていきます。

フランクフルトは現在ポツダムを得失点差で上回り首位に立ちました。しかし6月1日にポツダムとの直接対決、最終節6月8日は3位で僅差の強豪ウォルフスブルクとの対戦も控えており、まさに勝負どころとなっていきます。

フランクフルトはエースFWのシャジッチ選手が怪我のため、今季の出場は難しい様子です。

そのぶんも安藤選手が攻撃の中核を担い、期待される部分は首位攻防戦を迎えるにあたり大きくなるでしょうか。

安藤選手にとっては悲願のリーグ制覇に向けて、さらなる活躍が望まれます。

なんとしてでも叶えてほしい、願ってやみません!


フランクフルトの次節は、5月25日にアウェイで岩淵真奈選手が所属するホッフェンハイム(Hoffenheim)と対戦予定ですー