FIFAランキング2位
◆ワールドカップ: 5大会回連続出場 (1995~)
優勝 / 2003年、2007年
準優勝 / 1995年
◆オリンピック: 4大会回連続出場 (1996~)
3位 / 2000年、2004年、2008年
◆欧州女子選手権(UEFA women's UERO): 8回出場
優勝 / 1989、1991、1995、1997、2001、2005、2009年
【 ドイツ代表メンバー 】
・太字の選手は昨年大会でも登録されていた選手
・※の選手はU-20W杯(日本)で登録されていた選手
*平均年齢 24.4才 (日本は23才)
*平均身長 171.7cm (日本は165.5cm)
【2012年3月アルガルヴェ決勝・日本戦後、現在までの国際試合戦績】
★アルガルヴェカップ2012 決勝
*2012年3月7日 (アルガルヴェ・ファロ / 500人)
vs 日本 4-3
得点;
20分 マロジャン(Marozsan)
22分 ムバビ(Mbabi)
35分 川澄奈穂美
55分 田中明日菜
88分 ムバビ (PK)
90分 永里優季
90+2分 ムバビ
(※ドイツ大会優勝)
◆欧州女子選手権予選
*3月31日
vs スペイン 5-0
得点; ムバビ4、ポップ
(マンハイム / 11517人)
*5月4日
vs スイス 6-0
得点; ムバビ4、ミッターグ、OG
(スイス・アーラウ / 3600人)
*5月31日
vs ルーマニア 5-0
得点; ポップ3、ブレソニク、マロージャン
(ビーレフェルト / 8183人)
*9月15日
vs カザフスタン 7-0
得点; ムバビ2、オデブレクト、ミッターグ、シュミット、ミューラー、ゲースリング
(カザフスタン・カラガンダ / 250人)
*9月19日
vs トルコ 10-0
得点; ミューラー4、ムバビ2、ミッターグ、ラウデア、ベーリンガー、バイラマイ
(デュイスブルク / 6467人)
◆親善試合
*2012年10月20日
vs アメリカ 1-1
得点; ミッターグ
(アメリカ・ビレッジビュー / 19522人)
*10月24日
vs アメリカ 2-2
得点; マロージャン
(アメリカ・イーストハートフォード / 18870人)
*11月29日
vs フランス 1-1
得点; ファイスト
(ハレ / 5123人)
*2013年2月13日
vs フランス 3-3
得点; ケスラー2、シュミット
(フランス・ストラスブルク / 15888人)
【日本女子代表との対戦歴】
*1995年6月5日
ドイツ 1-0 日本 (W杯スウェーデン グループ予選 / スウェーデン・カールスッド)
*1996年7月21日
ドイツ 3-2 日本 (アトランタ五輪グループ予選 / アメリカ・バーミンガム)
*2001年9月8日
ドイツ 1-0 日本 (U.S.Cup / アメリカ・オークブルック)
*2003年9月24日
ドイツ 3-0 日本 (W杯アメリカ グループ予選 / アメリカ・コロンバス)
*2006年11月23日
ドイツ 6-3 日本 (日本代表ドイツ遠征 / カールスルーエ)
*2007年9月17日
ドイツ 2-0 日本 (W杯中国 グループ予選 / 瀋陽)
*2008年8月21日
ドイツ 2-0 日本 (北京五輪 3位決定戦 / 北京)
*2009年7月29日
ドイツ 0-0 日本 (日本代表ドイツ遠征 / マンハイム)
*2011年7月9日
日本 1-0 ドイツ (W杯ドイツ 準々決勝 / ヴォルフスブルク)
*2012年3月7日
ドイツ 4-3 日本 (アルガルヴェカップ決勝 / ファロ )
↓(決勝戦:ハイライト動画)
◆ドイツの布陣
【2011年7月9日 W杯準々決勝 vs日本の時の布陣】
【2012年3月7日 アルガルヴェカップ決勝 vs日本の時の布陣】
【2013年3月6日 アルガルヴェカップ vsデンマークのスタメン】
GK: 1アンゲラー
DF: 10ブレソニク、22ベンシンク、3バルトゥジアク、4ペーター
MF: 26ケスラー(20ゲースリング)、8クーリッヒ(→17オデブレクト)、7ベーリンガー(→24ロッツェン)、18ファイスト(→25マイアー)
FW: 11ミッターグ(→18フス)、14マロージャン
※試合ハイライトを垣間見るかぎりでは、4-2-3-1の布陣は継続されているものと思われる。
WOMAN SOCCER UNITED: ドイツ0-0デンマーク/ハイライト
MFバイラマイ、MFラウディアは代表から長期離脱中。DFシュミットも故障のため代表参加せず。
MFクーリッヒは、6日のデンマーク戦で左膝を痛めたらしく、今日の出場は微妙とのこと。→FRAMBA.DE
◆チェックしておきたい選手
(昨年作成したものと同じですが、参考にはなると思われ再掲します。時間が無くて…すいません。)
2005年から代表入り、ドイツ代表の攻撃の中心選手として活躍中。
2011年W杯ドイツ・4試合2得点、2012年アルガルヴェではスウェーデン戦→日本戦と、続けてハットトリックを達成。
DFラインの裏を抜け出しフィニッシュまで持ち込める走力あるドリブルは脅威。
スルーパスにDFを外すタイミングを、常に虎視眈々と狙っているので、日本は攻撃から守備への切り替わり時には十分なケアと、またゴール前でしっかりマークしフリーに撃たせない対応がもとめられる。昨年の決勝戦で、抜群の身体能力を活かした決勝ゴールを決められた記憶のある方は多いはず。
身体能力が高く、バネのある瞬発性を感じさせる選手。
岩清水選手がドイツW杯で最も対応しずらかった相手としてムバド選手の名を挙げています。
MF7番メラニー・ベーリンガー選手
主に中盤の左サイドから(右や中央からでも)、馬力あるドリブルで相手を引きちぎりゴールを目指す、迫力ある攻撃性に満ちた選手。奪い合う攻防は激しく、フィジカルがとても強いです。
キック力に優れ、絶妙なタイミングでスルーパスを繰り出す精度の良さ、そしてなんといってもロングレンジからのシュート力が脅威です。
こちらの動画→ 試合ハイライト を、見れる方はぜひ見てもらいたいのですが、動画開始30秒過ぎあたりから、ベーリンガー選手がFKを蹴る場面が2本続きます。
そのいずれもが、約30mはある距離から、とても女子とは思えない弾道のFKを魅せています。
MFリンダ・ブレソニク選手
昨年までFCR デュイスブルクに所属し、安藤選手とは元チームメイト。デュイスブルクではチーム牽引する中心選手として活躍、今季からフランスリーグのPSGへ移籍。
右サイドに限らず、左サイド、センターMF、トップ下もこなすユーティリティなプレイヤーです。
周りを引き立てるパスワーク、守備時のフォロー、フォアザチームを感じさせる選手。
(Duisbrugで安藤選手とサイドからワンツーを決め、オーバーラップする場面にはしびれました。)
Duisburugではプレスキッカーを務め、精度良いボールを供給できるキック力を有しており、機を見ては鋭いミドルシュートがゴールを脅かします。
MFアンニャ・ミッターグ選手
ドイツ女子ブンデスリーガの強豪Turibine Potsdam(ポツダム)のストライカーとして活躍し、2002年入団以降、数々の栄冠を手にする。(5度のリーグ優勝、2度の欧州制覇、一時期チームを離れる)
昨年から、スウェーデンの強豪LdB Malmö へ移籍。
移籍前のポツダムでは、ミッターグ、永里、アノンマの強力アタッカー陣が他チームを席巻していました。
両サイドから持ち上がり、DFを交わして切り込むチャンスメイクに秀逸で、自らの決定力に加え、ゴール前の決定機を生み出すアシストにも優れています。
永里、アノンマ選手や、代表ではムバド選手へ絶妙なラストパスを供給しています。
技術ある選手なので、できるだけ複数で囲み前へ行かせず攻撃の芽を摘む対応が求められます。
FWアレキサンドラ・ポップ選手
ドイツ代表を担う活躍が期待され、着実に成長を見せている選手。2010年U-21W杯ドイツ優勝時の大会MVP。
恵まれた体格を活かし、ゴール前へ猛進、決定力あるストライカー。
運動量豊富でフィジカルが強く、相手DFに囲まれてもゴール目指して泥臭く粘れるキープ力あり。ゴール前でのセットプレイ時にはヘッドが抜きん出るので特に注意が必要です。
その他、U20で活躍し、今やフル代表でも活躍が目立つFWマロジャンやFWロッツェンや、DFベンシンク選手の守備力とセットプレイ時のヘッドなども気をつけたいところです。
日本はまず、試合の入り方から今回は慎重に、守勢に耐える時間が多くなったとしてもじっくりと粘って対応し、少ない好機を活かしていきたいところ。
現有戦力でどこまで出来るのか、選手同士が強い気持ちで繋がりあいベストのパフォーマンスを引き出せるように、キャプテン・大儀見選手を中心としたまとまり、なでしこの意地を見せてもらいたいです!