■第21回全日本高校女子サッカー選手権大会
(2013年1月12日~1月17日)
◆ゆめりあサッカーグラウンド
・10:30~
常盤木学園高(東北1/宮城) 0ー0(4ー3) 藤枝順心高(東海1/静岡)
[PK戦] 〈*藤枝順心:山田真帆○→島村友妃子○→上嶋瞳×→杉田妃和○→小泉玲奈×〉
〈*常盤木:平田美紀○→松浦渚×→道上彩花○→伊藤美紀○→堀井美月○)
・13:30~
京都精華女子高(関西4/京都) 1ー0 大商学園高(関西1/大阪)
[得点] 47分園田瑞貴
・10:30~
日ノ本学園高(関西2/兵庫) 6ー0 幕張総合高(関東2/千葉)
[得点] 7分羽座妃粋、12分・22分入江未希、29分川原奈央、47分高松真歩、60分大竹麻友
・13:30~
湘南学院高(関東1/神奈川) 1ー2 神村学園高等部(九州1/鹿児島)
[得点] 34分間明理沙子、43分山口千尋、69分布志木香帆
【得点ランキング】
8点/ 星山彩香(北海道大谷室蘭)
7点/ 入江未希(日ノ本)
5点/ 道上彩花(常盤木)
4点/ 宮原ゆかり(幕張総合)、浦島里紗(湘南学院)、永野桃子(柳ヶ浦)、園田瑞貴(京都精華)、
3点/ 安部由希子(聖和)、堀内沙也香(常葉橘)、上野真実(神村)、川原奈央(日ノ本)、山口千尋(神村)
布志木香帆(神村)、間明理沙子(湘南)
2点/ 山崎萌子(十文字)、河野朱里(藤枝順心)、村田美枝乃(神村)、高松真歩(日ノ本)、岡未沙子(神村)
上田麻衣(柳ヶ浦)、伊藤真衣子(柳ヶ浦)、桑原なつみ(柳ヶ浦)、 渡辺千尋(聖和)、田中綾香(室蘭)
友近真那(松山)、竹内麻衣(松山)
【1月16日(水)/準決勝の組み合わせ】
◆ゆめりあサッカーグラウンド
・14:10 常盤木学園高(東北1/宮城) ー 日ノ本学園高(関西2/兵庫)
◆ゆめりあ多目的グラウンド
・13:00 神村学園高等部(九州1/鹿児島) ー 京都精華女子高(関西4/京都)
今日一番の注目カード常盤木学園vs藤枝順心の試合は、PKまでもつれ込んだ熱戦でした。
雨天で芝に水たまりが目立つピッチのもと、ボールが頻繁に止まってしまう状態で試合は進行しました。常盤木は得意とする大きな展開、縦への早い攻撃を活かすことができず、藤枝の堅守もあり苦戦を強いられていました。
小刻みにパスを繋ぎながら球際でボールキープに長けた藤枝のほうに分があり、攻勢からゴールへ惜しい場面もあり、試合内容では常磐木を上回っていたと見受けました。
シュート数でも、常盤木が3本・藤枝が11本という公式記録でした。
しかしながらPKでは、常磐木が勝負強さを発揮し、GK林崎選手が藤枝のPKを2本止める活躍を見せ、準決勝進出を決めました。
日ノ本学園は、試合序盤から幕張総合を圧倒する攻勢で、前半30分のうちに4得点をあげ、試合を決めました。
シュート数34本、幕張のシュートは0という完勝でした。
神村学園は湘南学院にリードされるも、後半に逆転しベスト4進出。
決勝点は、今年湯郷ベルに内定といわれている布志木選手。169cmでフィジカルが強くシュート力も抜群。
この試合のゴールは、ペナルティエリア前遠目でポストに受け向き直り、付いていたDFを押しのけグラウンダーのミドルシュート→ゴール左隅に見事に決まりました。
パワフルでスケールの大きな選手、将来有望でしょう。(レッズレディースにとっては脅威(>_<)
なんといっても、京都精華女子高の健闘が光ります。
常葉橘に大商学園といった強豪相手にシュート数で上回られても、粘り強い守備から好機を見出し、ベスト4まで勝ち上がりました。
きょうの試合大商学園戦では、一瞬の隙を突いたスルーパスに園田選手が抜け出し、GKと1対1からゴールへ流し込みました。最後は猛攻を受けながらも凌ぎ切って試合終了。
全国大会への関西予選では、4つの出場枠中第4代表での出場ながらも、関西予選優勝で第1代表の大商学園に、全国大会では勝利しました。
男子高校サッカーの京都橘高校と同じく、勢いに乗った快進撃です!京都勝負強いです。
明後日神村学園との準決勝、どんな試合を見せるのか楽しみです!