
ブラジル
FIFAランキング5位
◆ワールドカップ; 6大会回連続出場 (1991~)
準優勝 / 2007年
3位 / 1999年
◆オリンピック; 4大会回連続出場 (1996~)
準優勝 / 2000年、2008年
◆南米選手権; 6大会回連続出場 (1991~)
優勝 / 1991、1995、1998,2003、2010年
準優勝 / 2006年
◆日本女子代表 vs ブラジル女子代表の過去の対戦成績
日本の3勝1分け2敗
【ロンドンオリンピック 代表メンバー】
*のRUSはロシアのチーム。SWEはスウェーデンのチーム。
■ 2011年W杯後、現在までの国際試合戦績
◆Pan American Games 2011
*開催地/期間; メキシコ / 2011年10月18日~27日
*参加国; ブラジル、カナダ、コスタリカ、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、チリ、トリニダード・トバゴ
(予選リーグ)
2011年10月18日
vs アルゼンチン 2-0
10月20日
vs コスタリカ 2-1
10月22日
vs カナダ 0-0
※ブラジルはグループB1位で決勝トーナメントへ
〔準決勝〕
10月25日
vsメキシコ 1-0
〔決勝〕
10月27日
vs カナダ 1-1(PK3-4) ※カナダの大会優勝、ブラジルは準優勝
◆International Tournament of São Paulo's city 2011
*開催地/期間; ブラジル・サンパウロ/ 2011年12月7日~18日
*参加国; ブラジル、チリ、イタリア、デンマーク
2011年12月8日
vs イタリア 5-1
12月11日
vs チリ 4-0
12月15日
vs デンマーク 0-1
〔優勝決定戦〕
12月18日
vs デンマーク 2-1 ※ブラジルの大会優勝
◆親善試合
2012年3月24日
vs カナダ 1-2
得点; マルタ(PK)、シンクレア2
◆キリンチャレンジカップ2012
*2012年4月3日 16時 千葉/ フクダ電子アリーナ
得点;18分ロイド、23分ボックス、83分ロドリゲス
〔ブラジル代表・スタメン〕
GK: 12バルバラ
DF: 4ダイアニ、5エリカ様、6マウリニ、20ダニエリ
MF: 8ミライウデス<フォルミガ>、7エステル、17フランシエリ、
FW: 15タイース、18ロザナ、11クリスチアーニ
*4月5日 19時45分 千葉/ ホムスタ神戸
得点;16分オウンゴール、45+1分失点、58分永里、61分宮間、89分菅澤
◆親善試合
2012年7月15日
vs コロンビア 2-1
7月18日
vs カナダ 2-1
◆注目の選手(要注意)
FW #10 マルタ
・ブラジル代表通算:71試合78得点
・2006~2010年:FIFA女子最優秀選手
・2007年W杯(中国):MVP/ 6試合7ゴールで得点王
(スウェーデンリーグ所属時)
・ダームアルスヴェンスカン得点王: 4回 (2004, 2005, 2006, 2008)
・ ダームアルスヴェンスカン 年間最優勝フォワード: 2回 (2007, 2008)
(アメリカ・WPS所属時)
・ アメリカ女子プロサッカー ミシェル・エイカーズ賞 (MVP): 1回 (2009)
・アメリカ女子プロサッカー 得点王: 2009年、2011年
*2011年の成績;Western New York Flash(USA)に所属。
14試合10ゴール [得点王] (1192分出場)
2011年WPS リーグ優勝&チャンピオンシップ優勝
*2011年ドイツW杯 4試合4ゴール(390分出場)
決勝トーナメント準々決勝敗退
*現在はスウェーデンリーグのティーレソーFFに所属。
リーグ戦12試合に出場し6得点。
背番号は100
ブラジル女子サッカーの最高傑作。
高速ドリブルから、ボールタッチ巧みに相手DFをかわし内へ切り込み、強力なキック力からフィニッシュに至る鮮やかさは、見る者を魅了します。
2007年W杯準決勝、FWクリスチアーネとのコンビでアメリカを粉砕した2ゴール(4-0勝ち)、2008年北京五輪準決勝でも同様にドイツを圧倒(4-1勝ち)したのは衝撃的でした。
気の強さもFIFA最優秀クラス。

FW #11 クリスチアーネ
・ブラジル代表通算:45試合31得点
・2004年アテネ、2008年北京五輪の得点王。(どちらも5得点)
・2005年からポツダム、ヴォルフスブルクのドイツリーグに所属し、2009年にはWPSのシカゴレッドスターズ、現在はロシアのロシアンカに所属。
マルタ同様、ひじょうに身体能力が高く、ゴール前でフリーにすると決定力が高い危険極まりない選手。
ヘッドも強いので、セットプレイ時の対応はしっかりと。
マルタとの息の合った連携により多くの決定機を生み出す。
自陣のゴール前からでもカウンターに切り替われば、ドリブルを加速させ、一気に相手陣のゴール前まで持ち運ぶ先鋒に立つのが、マルタとクリスチアーネ。
なでしこのDF陣は、アメリカのワンバックにモーガンと同様に、出来るだけペナルティボックスへ侵入させないこと、前を向いてのスピードに乗った攻撃を断ち切る対応が求められる。
DF #5 エリカ(様)
170cmの長身を活かした空中戦の強さと、1対1のスピード、インタセプトのタイミング、足元の技術に特長がある。
MF #8 フォルミナ
1996年のアトランタ五輪から、5大会連続で出場。
狭いエリアでのボールを扱う技術、足裏を使った小技など、34歳のベテランになっても健在。
【予想フォーメーション】
【試合展望】 ~エルゴラ参照~
なでしこにとって勝利の条件は、先に失点しないこと。
決勝ラウンドを迎えたブラジルは、試合の立ち上がりから全力でゴールを狙いに来る。
マルタ、クリスチアーネを中心に、人もボールも斜め方向に動かし、守備陣が捕まえにくい攻撃を繰り出してくるだろう。
日本は組織的な守備で、ラインの上げ下げを細かく調整し、斜めのパスを縦パスにしてしまうことも可能。
普段どおりの戦術が、そのままブラジルの強力2トップを封じる最前の策となる。
コーナーキック(CK)の場面も注意が必要。
日本のCKのときであり、ブラジルは相手CKを跳ね返してから、マルタとクリスチアーネの2人で約80mを運ぶ速攻をもっている。
日本はCKの際、自陣に鮫島と近賀を残しているので、両者の走力が、ブラジルの速攻を止めるカギになるだろう。
ブラジルの守備陣は、今年から4バックのゾーンディフェンスを導入しているが、ボランチとの距離感が悪く、バイタルを空ける癖がある。
バイタルでポイントを作られ、二アサイドの深いエリアにボールを通されると、センターバックのカバーが遅れる
傾向がある。