なでしこジャパン、初戦勝利! | うらじょ

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澤選手が左のニアサイドに入れ、大野選手がキープし足裏で後ろに出したところに、勢いよく入って来た川澄選手が受け、1stトラップでシュート方向へ持ち出し、ゴール右サイドネットに突き刺す!(25度の角度だったとか)
この一連の、なでしこジャパンにしか絶対出来ない先制弾は痛快でしたー。
戦前の不安が一蹴されたファインゴール!

カナダに初戦勝利は、オリンピックのサッカーだけではなく、これからの競技の気勢を上げる先陣を果たせたでしょうかねニコニコ


序盤から、球足の速いピッチに、パスがなかなか繋がらず、特に宮間選手は、思い通りに図れなかった様子。
カナダが前からプレスを仕掛け、タンクレディ選手(ピンク…笑にひひ)や、ブロンドの長髪カイル選手、短髪のシュミット選手らが、積極的で強さをみせ手こずりましたけど、フランスやアメリカと違って付け焼刃の感じは否めません。
マイボールになっても単調に前へ出す攻撃を繰り返し、セカンドボールを拾える日本は、対応としては難しくなかったでしょう。

次第に、なでしこのパスワークに振られ、追いつけなくなるカナダ。(切り替えられると、足元がおぼつかない選手もいて…)
日本がペースをつかみ始め、先制へと繋がりました。

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追加点は、鮫島選手のクロスから、ゴール前で渾然一体となって宮間選手の頭に当たったボールは、無人のゴールへ。
カナダは、先月のアメリカとの親善試合でも、クロスボールにGKの前でDFの選手がカットに入り、オウンゴールとなってしまいました。
ゴール前での対応がおぼつかない面が、日本戦でも出てしまったようです。

とはいえ、アメリカに圧され続けても、一瞬の隙から同点にできるカナダ。

後半開始から、さらに日本のペースで進み、大儀見選手のシュートをDFが防いで決定的な3点目を凌ぐと、流れが傾く。日本の左サイドを破り→クロスに、ゴール前に入って来たタンクレディ選手が合わせて1点を返します。

アメリカには、シュート数4対19で圧倒されても1-2の惜敗、日本にも3対9の差が付きましたが、粘り強く1点差に詰め寄るところはさすがでした。


日本は、手薄なサイドバックの裏を突かれると、大きなピンチに陥ってしまうのは、今までも度々みせています。

鮫島選手が交わされてしまいましたが、右の近賀選手でも紙一重の攻防がありました。

味方がカバーできる体勢までサイドで粘れたらいいんでしょうけど、その時々の状況で相手のスピードやフィジカルへの対応力を、大会を通してどうにか克服してもらいたいところです。これからの相手はもっと手強いです。



1点返して、動きが良くなり反撃に出るカナダでしたが、日本は全体的に下がることなく、パスの出どころから芽を摘み勢いを削ぎ、その後は大きなチャンスをつくらせず。ボールキープを交えて時間を使い逃げ切り、初戦勝利となりました。
日本は、中盤で本来の強さが戻り、大きな展開を交えたサイドを有効に使い、終始ポゼッション優位に試合を終えることができました。

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(得点、じゃま~)



やはり殊勲は、澤選手でしょう。

攻守に獅子奮迅の働きをみせ目立っていました。

先制点をはじめ、攻撃に積極的に絡み、カナダの反撃の起点を、いち早く捕まえて遅らせピンチを未然に防ぐ。

ボール奪取に身体を張り運動量豊富で、この先の試合は大丈夫!?と心配になるくらい、今までとは見違える動きをみせていました。

本番へのコンディショニング、持って行き方は、やはりさすがだなと思わせました。


もうひとり、キレキレだったのは岩清水選手。

身を挺し、集中力を感じさせる対応力は、素晴らしかったですよね。

前半に、シンクレア選手がフリーになるところを察知したナイスカバーリングで、波に乗った感じ、試合に入っていけたでしょうか。

攻守ともに、積極的に前へ出て行く岩清水選手が目立つときは、日本が高い位置を保てている証。

センターバックのコンビを組む熊谷選手と、本来の良い連携をみせていたことは、今後に向けて頼もしいです。


岩清水、熊谷選手に、ボランチの澤、阪口選手と、センターFW大儀見選手がポストプレーで力強さを発揮。センターラインがしっかりしている時のなでしこジャパンは、やはり安定感があります。




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安藤選手は、後半途中出場から、前線で絶えずチェイシングを仕掛け、カナダの攻撃の出所を抑えることに、大きく貢献していました。

いやーしかし…ゴール前に大儀見選手が落としたボールに、シュートを振りぬきましたが、GKに弾かれ、惜しいチャンスを逸しましたねぇ。しょぼん 

スウェーデン戦に期待しますよー



ー試合後の安藤選手のコメント。ー

「シュートまで行けた場面もあったし、次に向けてまた頑張りたいなと思います。入るときには前線から追い回すようにと、あと仕掛けるところはしっかり仕掛けろって言われていた。まだまだ課題はありますけど、自分のなかでは精いっぱいやりましたし、チームが勝ったので、また次どういう役割になるかは分からないですけど、自分の与えられた役割をしっかり果たしたいと思います。しっかり勝ち切れて、いいスタートが切れたと思います。
(19日のフランス戦の敗戦は生きたと思うか?)もちろん、どの試合も勝ちを狙っていますけど、いつもなでしこは負けから得るものが多いので、しっかりそこから得た課題を勝利につなげられたとは思ってます」




初戦をしっかり勝ち切ることができてなによりでした。

本番モードのなでしこは、今後に大きな可能性を感じさせてくれました、楽しみです。


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