◆オリンピック;5回出場
1996年 アトランタ五輪3位
2000年 シドニー五輪優勝
◆ワールドカップ:1991年~2011年6大会連続出場
1991年中国大会・準優勝
1995年スウェーデン大会・優勝
◆UEFA欧州女子選手権:10回出場
1987、1993年大会・優勝
1989、1991、2005年大会・準優勝
〔 2011年W杯から現在までの国際試合戦績 〕
*FIFAワールドカップ・ドイツ2011
○(6月29日)ノルウェー 1-0 赤道ギニア
●(7月3日) ノルウェー 0-3 ブラジル
●(7月6日) ノルウェー 1-2 オーストラリア
※グループ予選敗退
●(9月17日) ノルウェー 1-3 アイスランド
○(9月21日) ノルウェー 6-0 ハンガリー
○(10月26日)ノルウェー 1-0 ベルギー
●(11月19日)ノルウェー 1-3 北アイルランド
●(2012年1月17日)ノルウェー 0-2 スウェーデン
〔 アルガルベカップ・ノルウェーメンバー 〕
※の選手は、W杯後に新加入したメンバー
(ス)はスウェーデンリーグ、(独)はドイツリーグ所属の選手
ノルウェーのオフィシャルに、ポジション別の表記がないので、出来うるかぎりの手段でポジションは付記しました。
不確かな部分多く了承くださいませー
◆メンバーの平均年齢は25才
◆身長が判明している選手での平均身長は171cm、でかいですね。
まさに、
これがやりたかった(いわちよ風)
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◆今年1月17日に行われた、スウェーデン戦でのノルウェー代表の選手起用です。
スウェーデンのサッカー協会に試合についてスタッツがあり、ここもポジションについては記載されてませんが、とりあえず選手名とおおよその配置については整理しておきます。
(※はW杯後に新加入した選手)
ノルウェーのシステムは4-3-3
GK
Caroline KNUTSEN
DF
Maren MJELDE、※Nora H BERGE、
※Toril H AKERHAUGEN 、※Ingrid Mo WOLD
MF
Ingvild STENSLAND、Gry Tofte IMS
FW
※Ingvild ISAKSEN、Madeleine GISKE、Kristine W HEGLAND
(ポジション不明)
※Ada S HEGERBEG
(途中交代)
Ingvild Stensland (out),→※Andrine Hegerberg S (in)
Ingrid Moe Wold (out)→※ Caroline Graham Hansen (in)
Nora Holstad Berge (out)→Marita S Lund (in)
Ada S Hegerberg (out)→※Hege Hansen (in)
Ingvild ISAKSEN (out)→Isabell Herlovsen (in)
Madeleine Giske (out)→※Astrid Ree Grotta (in)
~W杯時のメンバーは、半数は入れ替わって起用されている様子です。

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◆アルガルベカップに向けて、ノルウェーLandsem.監督のコメント
Going out for a hundred
-we meet the best teams in the world, so here we go for a hundred from the first kick.
It's terrific for us to be measured against World Cup finalists Japan and the United States
-we aim ourselves among the three most prestigious locations. (←日本、アメリカ、デンマークのこと)
At the same time I am very concerned that we show the development of defensive and offensive things we've been working on in training.
We have worked hard to put a safe defensive game, and to exploit transitions we get.
We will also harp on playing their own offensive game, says Landsem.-
W杯のファイナリスト、日本・アメリカ相手に、練習してきた成果を示そうと、キックオフから攻守ともに全力で挑んでくるでしょうか。意気込み強い感じがうかがえます。
(毎日)
佐々木監督は「4試合で21人全員を使う」と明言。
こだわるのはパススピードと積極的な攻め上がりからの組み立てだ。
「パスの質と受けるタイミングで相手は崩れる。極端にでもつないでやらせるイメージで、失敗しながら積み上げていきたい」
(読売)
指揮官は昨年のW杯メンバーと5人を入れ替えたチームを編成し、主将をMF沢(INAC)から宮間(岡山湯郷)に代えた。
現地入りした27日からは、ポジションを交換しながら速いパスで崩す戦術の練習に取り組んでいる。
全選手が4試合のどこかで出番を得る見通しだが、「ベスト布陣を組む」というノルウェー戦で、手応えを得たいところだ
(産経)
練習では右ひざの違和感で別メニュー調整となった安藤(デュイスブルク)を除く20選手がフルメニューをこなし、
試合形式のトレーニングで攻守の連係や約束事を確認。
沢(INAC神戸)は「ただやるだけではなく、いっぱい課題を出して五輪までに修正したい」とアルガルベ杯にかける意気込みを語った。
(デイリースポーツ)
ドイツでのリーグ戦でヒザを痛めたFW安藤は別メニュー調整となった。
五輪イヤーの幕開けとなるなでしこジャパンの公式戦。佐々木則夫監督は「故障を持っている選手を除いて、ベストな選手でスタートしたい」と語る。
右足首痛のDF岩清水は先発を回避する見込みだが、2月上旬に右ふくらはぎ肉離れを負ったMF沢は先発へ佐々木監督が「痛みを持っている選手の中では一番いい状態。大丈夫」とGOサイン。
沢は「思ってたより(回復は)早かった。久しぶりの試合で楽しみ」と意気込んだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~安藤選手のコンディションが思わしくないのはとても残念です。ですがどうか無理なく今大会を過ごしてほしいとおもいます。
アルガルベカップは、オリンピックの試金石になる権威ある大会といわれていますが、優勝への勝敗に強くこだわる必要はないと思います。
昨年は、公式試合の間に他グループ国とのトレーニングマッチが組まれていて、大会期間中は毎日試合をこなし、対外的にいろいろ試行できたことlが、なでしこジャパンにとってとても充実した機会になったはずです。
非公式な部分で交流を図れる事が、この大会の大きな特色といえるでしょう。
ノルウェー、デンマークといった伝統的に堅守な守備的に臨まれたら得点しずらい相手に、結果的に得点力不足を指摘されるかもしれません。(W杯後の試合成績を見る限りでは、芳しくないノルウェーに付け入る欠点はある感じはしますが)
澤穂希選手へのマークは各国、相当厳しくなるでしょうか。
W杯で敗戦したイングランド・パウエル監督のプレスの手法は、欧州では大いに参考になっていると思います。
すでに代表として常に帯同しながら試合を多くこなし充実しているアメリカに、昨年もそうでしたが、段違いの実力のほどを見せ付けられる部分もあるかもしれません。
ですが、アルガルベカップで課題ができることは、成長の糧になるはずで、一丸となって取り組み修正していけるのがなでしこの強みでもあるはずです。
W杯優勝時に、チームとしてまたは各選手にとって、突きつけられた課題を明確に述べることが出来ていた選手が多かったのを覚えています。
ひとつひとつ克服することで優勝まで導いた、その真摯な姿勢こそまた求められるは、これからのオリンピックでも同じだと思えます。
4月の親善試合→6月の欧州遠征→7月のオリンピックへ向け、今まで以上の上積み強みを発揮できること、なでしこジャパンの進化を遂げていければと、これから本番に向けてしっかり見て行きたいと思っています。
木を見て森を見ずでは、まだ時期尚早ですし。
京川選手はもっと大事に起用していきましょう
まずは、ノルウェーの森の入り口から、本番に向けての指針を失わないように