
今夜未明、いよいよ2011年FIFA世界最優秀選手が決まります。
FIFAバロンドールは、最終候補者のシャビ、メッシ、Cロナウドから決定。
女子の最優秀選手は、ブラジル代表のマルタ(Marta)、米国代表のアビー・ワンバック(Abby Wambach)、そして日本代表の澤穂希の3名の最終候補者の中から決定します。
また、2011年女子サッカー年間最優秀監督の最終候補者3名には、日本代表の佐々木則夫監督、アメリカ代表のピア・サンドハーゲ監督、フランス代表のブルーノ・ビニ監督が選ばれています。
最優秀選手賞、最優秀監督賞を決める投票は、FIFA加盟208か国の代表チームの監督と主将、「フランス・フットボール」誌の選定した記者によって行われます。
代表チーム監督(33%)、代表チーム主将(33%)、記者(33%)が、それぞれの投票率となっています。
授賞式は、 スイス・チューリッヒで現地時間19時より始まるそうです。(日本時間だと10日午前3時でしょうかね)
※以前に記事にした女子最優秀選手候補の2011年データと、最優秀監督賞候補者3名の簡単な経歴を載せておきます。
◆ FIFA Women’s World Player of the Year
マルタ
Western New York Flash(USA)
14試合10ゴール [得点王] (1192分出場)
2011年WPS リーグ優勝&チャンピオンシップ優勝
*ドイツW杯 4試合4ゴール(390分出場)
決勝トーナメント準々決勝敗退
アビー・ワンバック
Magic Jack(USA) ※チームは今季で消滅
11試合9ゴール (929分出場)
2011年WPS リーグ3位
* ドイツW杯 6試合4ゴール(600分出場)
W杯準優勝
澤穂希
INAC神戸レオネッサ
18試合4ゴール (1440分:リーグ戦全試合フル出場)
2011,2012年全日本女子選手権優勝、
なでしこリーグ優勝&ベストイレブン
*ドイツW杯 6試合5ゴール(593分出場)
W杯優勝
W杯最優秀選手(MVP)
W杯得点王
~実績を比較してみますと、やはり澤選手が最有力でしょうね。
◆ FIFA Women’s Coach of the Year
1950年2月13日生 スウェーデン、Ulricehamn出身
(コーチ経歴)
Hammarby IF /スウェーデン (1992-94・監督)→Vallentuna BK /スウェーデン(1998-99)→AIK /スウェーデン(2000)→Philadelphia Charge /アメリカ(2001-02)→Boston Breakers /アメリカ(2003・監督)→Kolbotn /ノルウェー(2004・監督)→KIF Orebro /スウェーデン(2005-06・監督)→中国代表(2007)→アメリカ代表監督(2008~)
(主な受賞)
2008年 北京オリンピック金メダル
2008、2010年 アルガーヴ・カップ優勝(ポルトガル)
2011年 FIFA女子ドイツW杯準優勝
ブルーノ・ビニ(Bruno Bini)
1954年10月1日生 フランス、Orleans出身
(コーチ経歴)
U-16フランス女子代表監督(1993-97)→U-18フランス女子代表監督(1997-2004)→フランス女子代表監督 (2007~)
(主な受賞)
2003年 UEFA女子U-19ヨーロピアン・カップ優勝
2011年 FIFA女子ドイツW杯4位
(コーチ経歴)
NTT関東/大宮アルディージャ(1996-2006)→日本女子代表コーチ→U-20日本女子代表監督(2006-07)→日本女子代表監督(2007~)
(主な受賞)
2008、2010年 AFCアジアカップ3位
2010年 アジア競技大会優勝
2011年 FIFA女子ドイツW杯優勝
スイス入りした澤選手。
アジアから初の世界最優秀選手となるでしょうか、
大本命であることは間違いありません!