浦和、仙台と引き分け | うらじょ

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◆Jリーグ第32節

2010年11月19日14時03分キックオフ/ 埼玉スタジアム


浦和レッズ 0-0 ベガルタ仙台



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浦和のチャンスは、サイドから小気味よく繋いだ形から、ゴールを脅かす場面が何度かありました。

右サイドバック平川が、マルシオや柏木と連携良くダイレクトに交換しあい、

左サイドからは野田が、元気やセルヒオを追い越し積極的に攻撃参加していました。


11分に、右から平川→マルシオ→マルシオはゴール前二アのセルヒオ!?に合わせ、ヘディングシュートはゴール上へ外れる。

23分に、左から野田→ペナルティエリア左で受けたセルヒオが、向き直ってシュートは、ゴール右クロスバーに当たり外れる。


それから40分のカウンターチャンスでは、

相手陣からセルヒオが持ち上がり→パスを受けたマルシオが、ゴール前左でDFをかわし内に入りシュートは、GKが正面で対応。


前半では、決定機はこんな感じだったでしょうかー


野田と元気の左サイドでのポジショニングが興味を惹きました。

サイドライン際で双方が近接すると、どちらかがライン外に出てしまっている。

こういったポジショニングの意識に、実際に後方からパスを回している中で、いつも以上にサイドを大きく使い、前後にも揺さぶりながら展開して行こうという、打開したい意欲ある志向はうかがえました。


サイドから崩してのチャンスは多いです。

しかし最後のゴール前への折り返しで跳ね返される場面も多いわけで、得点に至れないのは、もっとも難しいことかもしれませんが、精度と工夫を高めてもらいたいところです。





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センターサークル付近から、芝の横線4~5ブロックの間にラインを形成する仙台を崩していくのに、どう立ち向かうのか。

引き過ぎているわけではなく、安易にインタセプトを許せば、一気呵成にゴール前まで陥れられる。

慎重でありながら、1本中へ入れる時には、緩急のメリハリを効かせて思い切りがなければ、有効なものにはならない…


これは、仙台が攻めるときにも、同じく神経戦を強いられている。

北のブーイングにさらされながらも、焦れずに譲らない。さすがだと思いました。


残念だったのは、雨量が嵩んだピッチに、グラウンダーのパスが何度も止まってしまい、浦和が持ち味とする速い攻撃が、後半中盤以降にできなくなってしまったこと。


達也のポストプレイでなく、高崎やデスポがターゲットをして点を獲りに行けたかも…(どちらもサブに入ってませんが)とは思いましたが、きょうのコンディションの中、仙台相手に無難にやり過ごしたこと、勝ち点1の獲得は、今の浦和にとっては残留へ向け、大きく前進できました。



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次節、福岡に勝てれば、ほぼ残留が決まります。

あとひといき、がんばってもらいたい。


来季は、あらためて立て直していければとー


雨に霞み、切実な思いがあふれる埼スタより、

晩秋の西日に映える赤いサポーターの、ゲームを楽しんでいる穏やかな風情のほうが、懐かしく思えた次第です。