東電マリーゼ、Jクラブに譲渡へ
なでしこリーグ、新チーム
~8月16日、スポニチより~
◆最有力川崎F、決定なら来季2部から再出発
東日本大震災による福島第一原発事故の影響を受け、活動休止状態にある、なでしこリーグの東京電力マリーゼが来季から新チームとして再出発を図ることが、15日わかった。
関係者によれば、最有力の川崎Fをはじめ、鹿島、大宮、柏のJクラブが譲渡先の候補に上がっており、すでに川崎Fの親会社でもある富士通などが交渉を進めている。
画期的な「なでしこ救済プラン」が一気に具体化した。
東電マリーゼがJ1クラブに譲渡され形を変え再始動する見通しが立った。
活動撤退を表明している東電マリーゼは、なでしこジャパンのDF鮫島彩が米国ボストンへ、MF齋藤あかねが浦和に移籍するなど、複数の選手がチームを去ることを余儀なくされた。
残る選手15人は、今も活動の場が無く、フットサル大会に飛び入り参加する選手もいるという。
そんな窮状に、受け入れ先として名乗りを上げたのが川崎Fだ。
もともと女子サッカーへの理解が深く、なでしこジャパンがMF宇津木瑠美(仏、モンペリエ)もジュニア時代に下部組織に所属していた。
複数の関係者によれば、親会社の富士通を中心に女子リーグ参戦の準備をしているという。
すでに東京電力との話し合いも進んでおり、近く譲渡案の骨子がまとまる見通しだ。
練習場や施設などクリアすべき点も残されているが、協力を示すスポンサーも多く追い風が吹いている。
他にも鹿島、大宮、柏などが候補に上がっており、特に鹿島は受け入れに前向きな姿勢を見せているが、最も熱心な川崎Fが一歩リードしている。
日本協会関係者も「まだクラブ名はいえませんが、譲渡する方向で進んでいます」と明言した。
なでしこリーグは9月中旬に来季日程を決める。
そこが譲渡再起決定の期限だが、それまでには交渉がまとまる見込み。
新チームは来季チャレンジリーグ(2部相当)から参戦する。
また移籍した選手には、移籍先に残留か、新チームに復帰か、の選択権が与えられる。
DF鮫島の復帰可能性もゼロではない。
~信憑性ある記事だと思い、取り上げてみました。
なでしこジャパンが優勝したおかげで、再起不可能にも思えたマリーゼが、形は変われど復活する見通しことが出てきたことは嬉しいことです。
もし、いずれのJクラブに委譲となったとしても、できれば「マリーゼ」という愛称は継続してもらいたいと希望します。
川崎Fマリーゼ、とか、無理かなー(Fマリノスみたいな…)