◆2011Jリーグプレシーズンマッチ
2011年2月13日(日)14:03キックオフ・ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 2-1 浦和レッズ
(スタメン)
GK:山岸
DF:平川、坪井、山田暢、宇賀神
MF:啓太、青山、原口、達也、マルシオ リシャルデス
FW:エジミウソン
SUB:大谷、スピラノビッチ、野田、堤、小島、セルヒオ、原
得点;
7分 豊田陽平
18分 エジミウソン(PK)
67分 野田隆之介
交代;
70分 田中達也→エスクデロ セルヒオ
70分 青山隼→原一樹
72分 山田暢久→スピラノビッチ
得点経過;
○前半7分、鳥栖の左CKから、ペナルティ内左ゴール前で豊田がヘッドを合わせて先制。
○前半18分、達也がペナルティエリア右手前からドリブルで仕掛けたところ、鳥栖DFがエリア内で倒してPK。
エジミウソンがPKをゴール右決めて同点。1-1
○後半22分、鳥栖の山瀬が左サイドをえぐり、ゴール前へマイナスの折り返し、受けた野田がゴール右隅に狙ったシュートを決め勝ち越し。2-1
前半の浦和は、両サイドから積極的な攻勢をかけポゼッション率も高く、主導権を得て有利に展開していたと見受けました。
大きなサイドチェンジと、右サイドから達也、左から元気と積極的にドリブルで攻め上がる姿勢が目立ちました。
マルシオの精度の良いパスにFKもあり、鳥栖のゴール前を脅かしましたが、引いて守る鳥栖のDFを崩せず決定的なシュートの場面を得ることは出来ませんでした。
前半の失点は、コーナーキックから完全にマークの外れた鳥栖の豊田に勢いよくヘディングを叩き込まれてしまいました。
前半の42分にも同じく左コーナーから制空権を奪われフリーにヘッドを撃たれ、山岸が向かって左で弾き出す危ない場面も。
あ、前半に鳥栖の右FKから、ヒヤッとする場面もありましたね。
昨年からセットプレイ時、とくにコーナー時に付き切れないDFを何度か見てきているので不安を感じましたが、今後スピラ、永田を交えて修正し堅守を築いていけるはずだと、願いたいです。
後半は、浦和ペースから鳥栖の守備のプレッシャーに徐々に中盤からのボールの繋ぎが悪くなり、ポゼッションはしているものの前半のようにうまく展開しない時間が多くなりました。
それでもチャンスは浦和が多く、特に達也、交代で入ったセルが右サイドを突破し折り返しから惜しい場面も。
同じく交代で入った原も、ゴールへ向かっての積極姿勢がうかがえました。
セルからの折り返しに絶好のゴール前、鳥栖の必死のDFにシュートが浮いてしまいましたが、ドリブルでもいい感じを見せていますし期待できます。
エジは、後半途中から消えてる時間が長らくありましたけど。
総じてアタッカー陣が、昨年よりボールを保持する時間が長くなったような印象があります。
積極的に仕掛け勝負する姿勢がこれからも見たいのですが、縦に切り崩しにかかってから次に繋がるようになれば、さらに面白いでしょうね。
ゴール前の狭いスペースで決定的なラストパスが繋がる、セカンドを拾っての波状攻撃など、スペクタクルな展開を今年のレッズには期待したい、出来る戦力だと思います。
それにしても、先制されたCKのキッカーに、2点目の左サイドを崩した選手が、いずれも山瀬弟とは…
うーん浦和らしい、ですかねぇ。
ペトロは10時間もかけて鳥栖に来たレッズサポーターに申し訳ない、と言ってました。
とにかく開幕には万全を期してくださいね!