大須賀まきの笑顔、2 | うらじょ

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女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー

伊賀FCは、2009年、なでしこリーグディビジョン2降格となりますが、大須賀監督は留任。


前年の登録選手20人から15人が残留し、加えて新たにシーズンオフのセレクション(入団テスト)などから選手数が大幅に増す強化を図り、全29人からの再出発となったのを、調べると容易に確認出来ました。


ただ、チームの中心であったMF宮本ともみが伊賀から東京電力マリーゼへの移籍があり、大きな損失もあったかと思えます。


そんな新しい体制の中でも、伊賀FCはディビジョン2で首位を確保し続けますが、リーグ最終節の試合で首位を争っていたAS狭山に敗北し、最後の最後にリーグ2位という結果に終わりました。


ディビジョン1(今の名称ではなでしこリーグ)昇格の成績内に入る結果は、残しましたがー


(2009年11月20日 伊賀タウン情報YOU)

大須賀まき監督退任。 



記者会見で、伊賀くノ一の吉森茂雄代表は

「1部昇格という目標は達したが、第2クール以降のさい配に難があり、国体では初戦敗退という結果だった。総合的に評価し、来季1部でのさい配は困難と判断した。苦渋の決断」と説明。

 

会見に同席した大須賀監督は「(退任は)チームが判断したこと。1部昇格は果たせたが優勝はできなかったので、結果を出せなかったことへの評価だと思う。(来季も)できればやりたかった」と話した。

また、「短い間だったが、ここ(伊賀)でサッカーができたことに感謝してる。降格してからも応援してくれたサポーターの支えにも感謝したい。チームはこれからステップアップしていくと思うので応援したい」と思いをを話した。




~僕は昨年、レッズレディースのリーグ優勝が迫っていた10月11日に、京都の太陽が丘というところまでFC高槻戦を応援に行きました。

その時の高槻VSレッズレディースが第一試合で、第二試合にはディビジョン2の京都バニーズVS伊賀FCの試合が組まれていました。

レッズレディースは3-0で高槻に勝利し、他の結果によりリーグ優勝を決めることが出来ました。



試合後、レッズレディースに入れ替わるように、同じベンチサイドであった第二試合の伊賀の選手が、ウォーミングアップのために入場して来て交錯します。

僕らを含めた京都に駆けつけたレッズサポが、応援スタンドから「うら~わ、レッズ!!」をコールし続ける中、

選手より遅れて入場して来た大須賀まき監督だけが、しばしこちらを向きながら微笑んでいました。


そして傍らに来た若い選手を呼び止め、にこやかに語る言葉を至近にいたので、はっきりと聞き取ることが出来ました。

「見てごらん!すごい応援だよね~~!いいよね~~!」


「そうですね~」

と返し、その選手も少々こちらを一緒に眺めながら、やがてピッチへと入って行きました。


その時の大須賀監督の表情を思い出すと、退任会見の消沈した姿が、とても可哀想に思えてなりません。

しかし、伊賀にとってもたしかに苦渋の選択であり、様々な事情があっての判断なのでしょう…

だから、実際何も内部を知らない自分が、退任について残念だけど何も言えることはありません…



ところがしばらくして、こんな嬉しいお知らせが、ASエルフェン狭山からー


■2010年03月25日 サテライト選手募集■

エルフェンのサテライトMARI、AMIの入団説明会を行います。
4月よりサテライト新監督として就任いたしました、大須賀まきより方針説明をさせて頂きます。
大須賀はメニーナ、ベレーザ等で長年コーチ、監督を歴任、女子サッカー指導者として多くの貢献 をされたベテラン監督です。
3月27日(土)14:00よりタムラグランドのクラブハウスにて行いますので参加下さい。



~きっと、選手育成に関しては、抜群の指導者だと思えます。

これから学べることが沢山あるでしょうし、下部組織に若い選手の多い狭山には、サテライトとはいえ、素材をさらに活かす術を備えた監督を招聘したと思えるのですー




まことに身勝手な推察ですが、

大須賀さんはチームやリーグを超越して、日本の女子サッカーのために尽力して継続している方だと思えます。


練習時の厳しさはもちろんあるでしょう、

だけど、慕われる方だと思えてならないのです。



最後に、日テレベレーザのベテラン中心選手であり日本代表でもある小林弥生のブログから抜粋しますー




~信じてるから頑張れる。


信じてるから我慢できる。

信じてるから待ってられる。


何より自分を信じてほしいから

人をまず信じようと思ってる。


メニーナの頃 試合前に

『自分を信じて!
 味方を信じて!!
 チームで戦え!!!
 一人じゃなーーーい!!!!』

って叫んで試合をしてた時がある。

って叫んでたのは
荒川・中地・戸崎の3人だけど。

まわりは
『ひとりじゃない』の
『な~~~~~い!!!』だけ叫ぶの。


その頃も大切な言葉だったし

何より気合い入ってた。


その言葉が今のあたしがいる大切な言葉だったのかな

って思った。


当時の監督

まきちゃん(大須賀まきさん)に感謝しています(。‐_‐。)




女性どうしにしかわからない、サッカーに対する気持ちって、絶対あると思います。

いま、なでしこリーグとチャレンジリーグ合わせて4人の女性監督がいます。

大事にしてほしいし、今後も増えてほしい。


北京五輪で優勝したアメリカの監督は、女性です。



それからー

女サカに尽力している頑張ってる方々を、もっと取り上げてほしいです。



若くきれいな見た目の選手だけでなく、代表で活躍してる選手だけでなくー





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