終電近く、帰宅途中の西武池袋線の車窓がみぞれ混じりの雪に変わりはじめ、さらに雪の粒は大きくなっていきます…。
自宅駅で下車し、駅前西友の駐輪場に乱雑になぎ倒された愛車を発見。
全体的にうっすらと雪がつもった自転車の様は、皮の薄い雪見大福のようで…などと暢気にしゃれてる場合じゃあありませぬ。
上着でまんべんなく雪を振り払い、かじかむ手で傘を持ち片手運転。駅から遠い道のりを走行中に、次第に積雪量が増していきます。自転車の轍が雪面に徐々にはっきりと刻まれていく…(ウチのほうは田舎のせいもありますが)
いやあ、今日の試合は大丈夫ですかねー…
昨年の12月20日、全日本女子選手権大会4回戦を戦う浦和レッズレディースを応援しに、宮城スタジアムまで行った時を思い出しました。
例年にない雪の多さに見舞われていた仙台だったらしいのですが、前日に仙台市街入りした時には積雪はなく、なんら平気な様子にうかがえました。
翌試合日、幸いに朝から晴天に恵まれ、お知り合いの車で仙台駅からスタジアムのある利府という郊外まで出発しました。
空いている大きな国道を進み、スタジアムの外観が見えて来ました、20分ほどで到着でした。
沿道に積雪があったわけでもなく、たしかに寒いが晴天にも恵まれ、今日はラッキーだなと思えました。
スタジアムは高い丘の上にあって駐車場の位置は低いので、スタジアムに入場するには少々キツく登っていかなくてはなりません。
登り道脇のサブグラウンドでサッカーに励む少年たちが見えます、雪がうっすら積もっていました。
登って行くにつれて周囲の残雪が増してきました、それに雲行きが悪くなっていきます。寒さも増します。
スタジアムに到着しピッチを見るとー
ご覧のとおり、試合開始1時間半前にもなるのに、除雪作業に追われていた様子でした。
若い少年少女が中心となり、総出で駆り出され雪掻きに精を出していました。
間もなくアナウンスがあり、試合開始が1時間(だったかな…)遅れるとのこと
。
雪掻きに、放水でピッチの氷結を和らげる、仙台でも郊外は状況がまるで違う。北国の大変さを目の当たりにした思いでした。
ゴール裏と試合後の選手たちの挨拶です。
始終濡れたピッチでの試合を強いられていました。それは仕方なかったにしても、怖かったのが、スタンドの階段がほとんど凍結していて、観客があちこちで足を滑らせていました。
この時の試合直前のレッズレディースゴール裏です。
来月15日には、こんな寂しい状況では絶対有り得ませんでしょうけど。
今日は、宮城の時の状況にまで試合に影響が出る事態にはならぬように、運営側がしっかり対処するはずだとは思います。
しかし、今日観戦に行く方々にとっては、予期せぬことには十分に気を付けて臨まなくてはと憂うのです。
駒場までの運転、公共交通機関の運行状況、当然十分な防寒対策、そして足元にはじゅうぶんに気を付けて、駒場内も滑るはずです。
いまはまだ戸外では、庭の積雪へ打ち付けるみぞれ混じりの雪の勢いが強いです。
これから今日、駒場へ参戦される方々は十分に気を付けてくださいませ。
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