浦和ーAS狭山 2 | うらじょ

うらじょ

女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー

浦和レッズレディースvsAS狭山から離れた話になってしまいましてすいません。


私事情で、浦和駒場競技場に到着できたのは、試合開始から前半25分も過ぎたことでした。

浦和駒場のメインスタンドから入場し、左側がホーム浦和側の応援スタンドになります。
ピッチに近い最前列では、熱い応援がいつもと変わらず繰り広げられています、僕も本当はそこに行きたいんです、よ。


photo:01


応援席後方には、各選手を応援する横断幕が掲げられています。

以前から応援する選手の段幕を所持して来たので、空いているスペースに急いで張ろうとした時に、自分の名前を呼んでくれる方がいました。

以前からたいへんお世話になっている、レディースの応援の中心の方でした。今は体調を崩され後方から見守っています。

ほうほうの体(←字、合ってるかしら…)で段幕を張ろうとしていた情けない自分を見兼ねたのでしょう、、着座から即座に段幕張りを援助していただきました。

段幕を張り、すると、それから10分もしないうちに、段幕の当事者が先制ゴールを決めてくれました

一緒にハイタッチして喜び、段幕のおかげですよ!なんて、ほんとに嬉しいこと言っていただき、ただただ感謝でした。



続きですがー

※それぞれの試合の見方、という話ですー


先述のレディースの応援の中心の方は、無論レディースについて見識が深く、ほとんどの試合に参戦している百戦錬磨です。


今回は試合終了まで一緒に隣席出来ました、僕にとっては幸いなことでした。
なぜなら、試合中のどういう状況を見て、どういう思いで応援コールへも反映させるかを、少なからず理解出来た気がしたからです。

photo:02


~以下の感じで隣席におりました↓
「始めは浦和FWの松田(典子)が最前列に出ていたのを桜(狭山の4番田中桜)がしっかり付いていて、前後のツートップが松田から三知(後藤)へ前列が変わってきたんですよ」

「でも三知にも笠島(狭山5番)がびったり付いていて厳しいですね、、(たしかに目)」

「積極的なチェイシングを、、松田がしない…もっとやれば出来る娘なのに、、(これはマリーゼフェスタでも他の方々がおっしゃってました)」

~松田と三知は同じ俊足でもタイプが違うらしいです。松田は走り出してから加速をグングン高めるタイプ(平川?)、三知は瞬発力(よーい、ドン!からの初速!?)に優れているのだとかー(へ~へ~へ~( ̄□ ̄;)!!


それで今回は特に、
熊谷の縦へのパスやフィードが少なく、消極的な面が目立つ点を何度も指摘していました。
たしかに横パスが多く、自主的にビルドアップを促す意図が見受けなかった熊谷です。


帰宅後、なでしこリーグが今季から映像配信している録画で、狭山戦前に浦和が伊賀FCに勝った試合を見返してみました。前半は、CB熊谷が、実際縦によく配球している→それで右サイドの土橋が中心になって前へ展開するのですが、いろんな経由・状況から、すべて前半の3得点に繋がっていたんです。




今回の先制点(決勝点)は、伊賀戦と同じく三知のフィニッシュの前に左サイドハーフの竹山が全くフリーな状態から、ラストパスの種類の違いはあれど、ゴールまでは一致したアシストではありました。

反面、後半になると3-0リードから、横パスやバックパスのセーフティで試合を経過させ気味?の浦和に、伊賀の積極的な反撃から奪われる場面も多く、伊賀の攻撃力がもう少しあったならば、浦和はもっとピンチを迎えていたと見受けました。


もちろん、対戦相手、相手のフォーメーション、試合状況によって一概には言えないでしょうが、レッズレディースの好不調のバロメーターを推し量るポイントの一端を、熊谷のプレイを通じて知った気がしました。


昨年入団し、即スタメン入りしてから間もないボランチだった熊谷でひじょうに印象深く思い出すのが、センターサークル後方で味方陣右サイドライン際から蹴り上げたロングキックが、敵味方双方が見上げてしまい足を停めてしまう程の高さで、左前方のあさってな方向へのミスキックだったと思いきや、、唯一感じていたのであろう当時左サイドハーフの後藤三知が、左サイドライン際を駆け抜け、相手陣DFの裏からゴールマウスのファーポスト横に現れると、熊谷のパスはタイミングはっちりに後藤の手前に納まりました。

後藤は慌てたDFに防がれシュートはサイドネットだったのですが、今までレッズレディースの新人では絶対見たことのない意表を付いたプレイでした。


長さにして50mはあろうかという一本の大きなパスでしたが、同じ常葉木学園高校で培ってきたからこそのコンビプレイであり、なによりも熊谷のパスの精度の高さには驚かされました。


以来、熊クマ谷のパス、特にロングフィードを放つ時には注目していましたが、今回の伊賀・狭山戦と振り返ってみてさらに、なるほど、、熊クマ谷の「縦」は今後も重要なファクターといえる…。坪井の縦はたまに相手FWの真正面に極上のパスを供給しちゃうから真似しないように…と(冗談ですからドクロ




※さて、狭山戦の後半は、それなりに時系列で振り返っておきますー



後半13分、右土橋から→PA前フリーの藤田へ、絶好のシュートは、バウンドして左ポスト脇を惜しくも外れて行きました(。>0<。)

彼女のヒロインインタビューが聞きたかった…


20分過ぎだったと思いますが、この試合(後半)にしてパスがいちばん流動的に早く展開した場面、

たしかPA前で、左の三知から松田に入り→庭田へ。この間ほぼワンタッチで右サイドの土橋まで展開し、土橋のクロスが大きく外れて行きました。


25分、岩倉、シュート外れる。最近は、竹山と交代後の溌剌とした岩倉が宇賀神にも見受けます♪


28分、庭田が、決定的だったシュートを左に外しました。二列目からのフィニッシュは、昨年から多く見受けられますが、安藤・高橋彩子がいなくなったぶん、今季はさらにシュートチャンスが増えると思います。


31分、狭山に一瞬を突かれピンチをむかえました。

ボールを奪うと間髪なくPA右やや遠目から放たれたシュートが、GK山郷の頭上へ。

ゴールバーを割り、失点に至らず助かりました。


※この時、隣席の方は山郷が上方へパンチングしてアウトボールにしましたよと、しっかり見ていました。

席から離れた位置での一瞬の場面のこと、半信半疑の僕はその後にコーナーキックとなったことで、見えなかった気付かなかった思いを募らせるのです…(レーシックかしらねむっもう…)


35分、反撃は、松田から左の岩倉へ→クロスはPA前柳田のもとへ、うまくヒットせずシュートは上方へ。


39分、庭田がFKのチャンス→PA内の競り合いから熊クマ谷の頭にヒットするもゴールをはずしました。


42分、この試合で最大のピンチをむかえますー

狭山のプレッシャーを受けながら、浦和MF・DFラインでボールを回していた時、自陣右にいた熊クマ谷が受けたパスのトラップを誤り、詰めて来ていた狭山FWにインタセプトされ後逸、PA右からドリブル侵入され、GK山郷が相手と正面から向き合い対峙します。




低くどっしりと構える山郷、むろん後方のゴールマウスの位置関係を把握したポジション取りでしょう。


放たれたシュートに右手を伸ばして横っ飛び、ボールはポストに当たりゴールを外れました。

ビッグセーブでした!


クマ谷は、さぞ肝を冷やしたでしょうかー

一瞬の油断?ミス?を思えてしまいます。


しかし、興味深かったのが隣席の方の意見。

「たしかに熊クマ谷のミスを責められるかもしれませんが、その前に受け止めずらい強いパスを戻した選手の責任もあると思います。」(その選手、僕は誰だか見てなかったんですが)

狭山だってさいたまダービーを意識し、終盤まで必死に向かって来ている中、レッズレディース全体としての油断から生じたこと…たしかそんなことをおっしゃっていました。


試合は結局1-0勝ちの辛勝といえるでしょうか。


隣席の方のお話を伺いながらでしたので、余計に不完全燃焼の一戦に終わったレッズレディースを抱きました。



いつもは、応援の最前列でコールや手拍子で周囲を鼓舞し盛り立てる。

しかし、ただ全開になって扇動を促す、いわゆる「熱い」だけでは応援は成り立たない。

試合の状況をつぶさに観察し、瞬間・場面に応じた的確な応援リードを実行するのは容易ではないのでしょう。味方はもちろん相手選手も把握していてる。(実際隣席でいろいろ狭山の選手について教わりましたし)



photo:03




photo:04


実際に自分がプレーしていた昔の気持ちを取り戻して、「観戦」から「参戦」へ。


ひいきチームの試合に、これからさらに集中して臨むことで、見えてなかった見過ごしていたことに気付けるでしょうか!?にひひ



片手間で覚えている少年には、とても戻れないけどー



photo:05




とりあえず、もっと性能のいい望遠鏡、買おうっとプンプン!!

思いましたー



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