完璧はないと知りながら、
完璧を求めてはいけないと知りながら、
そのうえで、
最善を尽くし続ける。
完璧を求めると苦しくなります。
つらくなります。
もし、完璧という状態が一瞬が実現したとしても、
その次の瞬間にはその完璧は崩れ去ってしまう。
完璧を求めてはいけないが、
完璧を目指すことは悪いことではない。
矛盾しているようですが、
それが、
「完璧はないと知りながら、
それでも最善を尽くし続ける」
ということです。
先達の言葉を借りると、
はるか先、山の頂を望みながら、
その頂を目指し、目の前の一歩を運び続ける
ということ。
目標とする頂が高ければ高いほど、
時に絶望を感じることもあります。
しかし、
頂を知っている人は幸せです。
それを目にすることができる人は、稀な人。
目指すべきところがあり、
そこに向かい、進めることは幸せなこと。
完璧でないから、いい。
そこからまた前に進めるから。
明日も頂を目指し、一歩足を進めます。