「星を投げる」絶望、そして大きな希望 | ほめ達!西村貴好オフィシャルブログ

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世の中を明るくし、真に豊かな社会を実現する日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好のブログです。

驚くほど、すべてが上手くいっています。
当初、考えていたよりは。

「ほめ達!」をはじめて8年。
たった一人を見つける旅を続け、
共感していただける方、
協力していただける方がどんどん増え続けています。
そして、
「ほめ達!」に
影響を受けて、実践された方からの
感動体験の報告を沢山いただいています。

「ほめ達!」を伝えれば伝えるほど、
「ほめ達!」が持っているポテンシャルと
時代が求めるニーズの大きささに心震えます。

そして、無力感にさいなまされます。

伝えれば伝えるほど、
大きな舞台や機会を与えられれば、
与えられるほど、
ステージが上がれば上がるほど、
無力感に苛まされます。

この無力さとは、
出来ないことを実感するのではなく、
誰かに与える影響の大きさを実感すればするほど、
伝えたい対象の大きさ、広さに気づくのです。

海岸で、ヒトデを海に投げ返す少年「星投げ人」の気持ちです。

「星投げ人」

あるところに、年をとった男の人がいました。
その人は 毎朝 海岸を散歩していました。
ある日、いつものように海岸に出かけると
少年が1人。

何かを拾っては、海に向かって投げています。
「おはよう、何をしているんだね?」
少年は答えました。

「ヒトデを海に投げてるんだ。
今は引き潮で、おまけに太陽がギラギラ照りつけているから、
海に戻してやらないと死んでしまうもの。」
「でもね、君。ここは砂浜なんだよ。
何キロも続いているし、そこらじゅうヒトデだらけだ。
すべてのヒトデを助けることはできないよ。
だから、そんな事をしてもしょうがないだろう。」

少年はじっと聞いていましたが、
ふたたびヒトデをつかむと、
にっこりしながら、海に投げました。
「でも、今投げたヒトデにとっては意味があるでしょ。」 
 
      (星投げ人 ローレン・アイズリー)


私が大好きな話、「星投げ人」の出展はこちら


伝えれば伝えるほど、
可能性に気づき、絶望して、勇気を駆り立てる。

これほど、刺激的で、ありがたい人生もありません。

浮かれないから、深掘りできる。
根っこができる。
だから続けられる。

楽ではないが、楽しい毎日。
ありがたい人生です。

明日も、その次の日も、
またその次の日も、
海岸へ出かけ、星を投げ続けます。