共通言語を持つ | ほめ達!西村貴好オフィシャルブログ

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世の中を明るくし、真に豊かな社会を実現する日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好のブログです。

ほめ達!は違いを知り、違いを活用する人。
自分と他人とは絶望的に違うということを知っている人が「ほめ達!」です。

同じ話を聞いて、全然違うことをイメージする。
これが人間なのです。
違っているから、コミュニケーションを取る上では工夫が必要。

その一方で、
違っているから、
自分には無いアイディアを持っている人、
自分が思いつかないやり方を知っている人なのです。
だから違っていることは素晴らしい。

それでは、絶望的なほど違う他人とどのように
意思疎通をしていくか。
その方法の一つが「共通言語を持つ」ということです。

一つの言葉を聞いて、同じイメージが頭に浮かぶように
言葉を辞書化していく。

例えば、
「きちんとした挨拶」。
この場合の「きちんと」の内容や
「挨拶」の仕方は、業種や場面によって異なります。

元気・活気が売り物の居酒屋や焼鳥店と
高級で落ち着いた雰囲気を求められる京都の料亭では
「きちんとした挨拶」の内容が全く異なります。

京都や赤坂の料亭で、
居酒屋や焼鳥店のような元気いっぱいの大きな声での
「きちんとした挨拶」をすると
「心臓に悪い!」と叱られてしまいます。

一つ一つの言葉に対して
オリジナルの辞書を編むように定義づけしていくことが必要です。

ほめ達!も「ほめる」ことを定義づけしてます。

「ほめる」とは、価値を発見して伝えること。

そして、何の価値をみつけるのかというと

「人・モノ・起きる出来事」

定義づけして、共通言語化することによって
相手と思いを共有することが可能になるのです。

当たり前のことこそ、再定義して
共通言語化してみましょう。

皆さんの周りで、まず
共通言語化することが必要な言葉は何でしょう。

そして、
その意味を共有すべき相手は誰でしょうか。