ほめ達!は違いを知り、違いを活用する人。
自分と他人とは絶望的に違うということを知っている人が「ほめ達!」です。
同じ話を聞いて、全然違うことをイメージする。
これが人間なのです。
違っているから、コミュニケーションを取る上では工夫が必要。
その一方で、
違っているから、
自分には無いアイディアを持っている人、
自分が思いつかないやり方を知っている人なのです。
だから違っていることは素晴らしい。
それでは、絶望的なほど違う他人とどのように
意思疎通をしていくか。
その方法の一つが「共通言語を持つ」ということです。
一つの言葉を聞いて、同じイメージが頭に浮かぶように
言葉を辞書化していく。
例えば、
「きちんとした挨拶」。
この場合の「きちんと」の内容や
「挨拶」の仕方は、業種や場面によって異なります。
元気・活気が売り物の居酒屋や焼鳥店と
高級で落ち着いた雰囲気を求められる京都の料亭では
「きちんとした挨拶」の内容が全く異なります。
京都や赤坂の料亭で、
居酒屋や焼鳥店のような元気いっぱいの大きな声での
「きちんとした挨拶」をすると
「心臓に悪い!」と叱られてしまいます。
一つ一つの言葉に対して
オリジナルの辞書を編むように定義づけしていくことが必要です。
ほめ達!も「ほめる」ことを定義づけしてます。
「ほめる」とは、価値を発見して伝えること。
そして、何の価値をみつけるのかというと
「人・モノ・起きる出来事」
定義づけして、共通言語化することによって
相手と思いを共有することが可能になるのです。
当たり前のことこそ、再定義して
共通言語化してみましょう。
皆さんの周りで、まず
共通言語化することが必要な言葉は何でしょう。
そして、
その意味を共有すべき相手は誰でしょうか。