こんにちは
大和高田市の整体 西岡整骨鍼灸院スタッフの大倉です
前回の自律神経について①の続きで、
今回は、「自律神経が乱れるとどうなるのか」ということをお話ししたいと思います
前回お話ししたように、自律神経が乱れるというのは、
交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)のバランスが悪くなることを言います
どちらか片方が働き過ぎたり、両方が働き過ぎている状態だとイメージしてください
ストレス社会といわれる世の中で、わたしたちは日々たくさんの不安や緊張、ストレスを感じています
つまり、交感神経(アクセル)が働き過ぎているのです
交感神経(アクセル)が働き過ぎると、
夜になってもなかなか寝付けないなど、「不眠」の症状が出たり、
無意識に筋肉の緊張状態が続くので、「慢性的な肩こりや腰痛」に悩まされたり、
血流が悪くなるので、脳や耳の血流が悪くなれば「めまい」、手足の血流が悪くなれば「冷え性」などの症状が出ます
改善するには、働き過ぎの交感神経(アクセル)を抑えるために、副交感神経(ブレーキ)を働かせてあげなければなりません
では一体どうすれば自律神経を整えることができるのでしょうか
そもそも、自律神経の働きによって機能している「心臓」、「汗」、「血管」、「食べ物の消化」、「呼吸」などは、自分でコントロールできません
自分で心臓を止めたり、汗の量をコントロールしたりできないですよね
しかし、「呼吸」はどうでしょうか
普段は自律神経のおかげで無意識に呼吸していますが、深呼吸みたいに意識して行うこともできますよね
実は、「呼吸は唯一コントロールできる自律神経」といわれているんです
呼吸法を大事にしているヨガや瞑想や深呼吸などは、
呼吸をコントロールすることで自律神経を整えようとしているのです
そこで今日は自律神経を整える簡単な呼吸法をお教えします
鼻から4秒で息を吸って、口から10秒で息を吐く。
これを5セット行います。
たったこれだけです
なぜ息を吐く時間が長いのかというと、
呼吸は、息を吸うときに交感神経(アクセル)が働き、
息を吐くときに副交感神経(ブレーキ)が働くからです
しっかり副交感神経(ブレーキ)を働かせてあげることによって、交感神経(アクセル)を抑えてくれるとイメージしてください
この呼吸法を普段から気が向いた時に行っていると、体の調子も整ってきますし、
緊張する場面で行うと緊張が和らいだり、
寝る前に行うと眠りやすくなったり、
即効性もあるので、ぜひお試しください
「筋肉・関節の調節で自然治癒力を高める」
西岡整骨鍼灸院
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