2023年1月に保護された「いくら♂」「たまご♂」「うずら♀」の3きょうだい
幼い頃から依頼者さんのおうちに通って、朝晩しっかりご飯をもらっていましたが、『大きくなってきたのでそろそろ不妊去勢手術をしてあげたい』と、当会にご相談がありました。
TNRの場合は、手術後また寒いお外に放すことになります。
まだ1歳未満であるこの子達を厳しい世界に放つのは心苦しく、常態的に預かり手不足の当会ではありますが、なんとか預かってくれるというボランティアが見つかり、保護できました。
本来、母猫の手術も同時に行わなければ、繁殖が繰り返されてしまいます。
残念ながら、すでに母猫は依頼者さんのお宅に通って来なくなってしまったとのこと。
子供達の保護後も数週間かけて捜索しましたが、母猫らしき姿を見つけることができませんでした(泣)
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一番最初にずっとのおうちが決まったのは、弟「いくら」
「いくら」は保護されてすぐに前脚の付け根に骨折が見つかり、ゆっくりペースでご家族を募集しておりましたが、兄妹の中で一番早い卒業となりました
新しいおうちには…なんと!
「田無ねこカフェ」さんから「保護猫カフェゆうなぎ(現保護猫シェルターゆうなぎ)」さんへのお引越しを経て、キラッキラの幸せを掴んだ「ミン」ちゃんがいました!!
「ミン」ちゃんは姉の「アン」ちゃん、いとこの「まふ」「もふ」と一緒に保護されたハチワレレディー。
「まふ」「もふ」の面倒見の良いお姉さんでした。
そんなミンちゃんを想ってご家族が、「いくら」の迎え入れを検討してくださったのです
トライアル開始時は、ミンちゃんから『シャー』をもらったり唸られたり、お互い多少の警戒心はあったものの、数日間でお互いのごはんとトイレを共有し、次第にリラックスできるようになりました。
椅子の上からこっちを見つめている2匹
可愛い弟にちょっかいを出したり、ちょっかいを出されたら叱ってみたり
預かりさんのおうちで気の強いお姉様方3ニャンに囲まれていた「いくら」なので、母性本能をくすぐるのでしょうか。
すっかり仲良しになりました。
正式譲渡の前にすでにおそろいのキャットタワーまでご用意いただいていました
ずっとずっと一緒だよ
西東京市地域猫の会の『ペットのおうち』
当会の保護猫を預かってくれているシェルター