「私も苦手なことなのに、

 誰もやらないから私がやるしかないでしょ。

 

 誰かがやらなければならないんだから。

 結局毎回、私がやらされるのよ…」

 

 

仕事の中で、役割の中で、

こんな風に思い、行動すること、あるでしょうか?

 

 

 

 

先日ある人と話していて、

こういうことって、

日常の中に結構あるのかもしれないな、と思いました。

 

特に、責任感が強い人や、

全体がよく見えている人、

きちんとしなければならないと

思っている真面目な人に多いように思います。

 

 

 

 

実は私も、かなり長い間こういう傾向にありました。

今はもう、こういう考え方や行動はしていません。

 

 

大げさに言えば、

 

自分で自分を 

勝手に被害者扱い

 

していたなって気づいたから😊

 

 

 

 

 

こういうことって、

家庭内の役割分担が曖昧な場合や、

コミュニティーの行事、

仕事上で、担当者が複数いるなど、

 

このことは、この人がやる事、と

担当が明確に決まっていない時に、

起きがちだと感じます。

 

 

 

 

 

誰かがやらないといけないから、

でも誰もやらないから、

結局私がいつもやることになる…

 

と、感じながら、やるんですよね?

 

 

 

 

 

 

 

冷たいことを言うようですが…

 

 

 

でも言いますね。

 

 

 

 

 

 

これ、あなたがどうしても苦手で、

 

私だけに負担が偏るはおかしいと思うなら

はっきりと伝えればいい

 

って、私は思うのです。

 

 

 

「私だって苦手なんです。

 でも、あの人も苦手、この人も苦手。

 誰かがやらなければならないんだから

 結局私がやるしかないじゃないですか

 どんなに嫌でも」

 

 

 

 

結局 私がやるしかない

 

 

 

そう思っているんですよね?

そして、私も嫌だけど、

我慢して、やってあげている。

 

 

みんなはいつも、やらずに済んで、

私は毎回、我慢してやることになる。

 

 

 

 

 

本当にあなたにとって苦手で、

私だけが毎回やるのはおかしいと思うのなら、

その気持ちをはっきりと、伝えればいいのです。

 

 

 

「全員が「できない」って言ったら

 困るじゃないですか?」

 

 

 

 

 

はい、困ります。

みんなで、困ってください。

 

 

そして、

全員が苦手なことを、

誰がやることにするのか、

外部に委託するのか、

この作業自体を見直すか、

みんなで考えればいいのです。

 

 

 

 

 

 

結局あなたが、

我慢してでも、文句言いながらも、

 

「私がやるしかないんでしょ」

 

と、受け入れることは、

 

「頑張ってできるんだったらお願いします」

 

 

で、済んでいくことなのです。

 

事実、やれてしまっていますからね…

 

 

 

 

 

 

私も嫌。

みんなも嫌。

誰かがやらなければならない。

 

その誰かに、みんなはなってくれない。

私がやるしかない。

我慢して私がやれってことでしょ。

 

なんで、私ばっかり我慢して

嫌なことをやらなければならないの。

 

 

 

 

 

矛盾していることが

わかるでしょうか?

 

 

 

嫌だと言いながら、

 

「結局私がやることになるんだろうな」

 

と、思っている。

 

渋々ながら

私がやることを受け入れている。

 

 

そして、やる。

 

 

 

 

 

 

 

で、文句を言う。

 

 

 

 

だったら、

 

「私も難しいです」

「役割を決めましょう」

「順番を決めましょう」

 

と、言いましょう。

 

 

あるいは、他のみんなと同じ反応をすればいいのです。

全員が「出来ない」となれば、

雇い主や、リーダー、あるいはチームで、

それを前提に、解決策を考えざるを得なくなるでしょう。

 

それでいいのです。

 

 

 

 

あなたが、

 

それをやることが必要だと思えて、

私も苦手ではあるけれど、

他のみんなも苦手なら、

私が頑張ってやろう。

 

 

って、思えるなら、

黙ってやればいいのです。

難易度や、大変さは伝えればいいのですよ。

 

 

けれど、

誰かがやる、という曖昧なルールにおいて、

私も嫌なのに、結局私の所に回ってくる

押し付けられている、と、感じるのであれば、

あなただけが我慢することはないと思うのです。

 

 

 

誰かがやらなければならない、の、

 

誰か=私 

 

と、決めているのはあなたです。

 

 

 

あなたの我慢や犠牲の上に成り立つことを

当たり前にしないでいいのです。

 

 

 

 

私も長い間、

私がやるしかない、私がいないと回らない、

と我慢してやり続け、しかもそれを、

私が我慢してあげているから回っているのよ、と

キリキリしていました。

 

そして、そのストレスを、周囲の人のせいにして…。

 

 

 

これね、コントなんです。

 

 

 

私も自分で自分を、

我慢してまでやってあげている

って、矛盾した思考と行動を抱えていました。

 

でもですね。

 

 

 

私の犠牲や、私の無茶を前提に

成り立つこと自体がおかしいのです。

 

我慢してでもやってしまうと、

外側からみた印象は

 

「できるんだね」

 

です。

 

ちゃんと言葉にしよう。

わがままでもなんでもないのですよ。

不自然な言い訳や理由づけをして

周りにイラつき、自分にイラつくなんて

おかしいんです。

 

 

 

案外ね、言っても大丈夫なんですよ。

自分の気持ち。

 

私は、大丈夫でした😊

 

 

コント、やめましょう。

自作自演だから、自分でやめられます♡

 

 

 

 

 

 

私しか、私がやるしか…

 

そんな風に思いがちだなぁ、と自覚のある方はこちらも

読んでみてください。

 

【「私がいないと…」責任感という名の鎖】

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本日もご覧いただきまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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