重たい体を駆使して今日も稽古にいそいそと出かける。
連日の稽古で、今日は軽めにと思っていたが、
結局、最後の1組になるまで稽古。
最後はY女性七段先生
なかなか崩れない、
それどころかグイグイ前に出てみえる。
最後は鎬で擦り込んで中心を取る、戻そうとするところをパッと緩めて面に飛ぶ
出鼻気味に左面を抜かれて終了。
パッと緩めて飛んでしまったが、ここでもう一溜めすれば僕の面が決まっていたか、応じれたはず。
まだまた相手が見えていない。
結局今日もガッツリ稽古。
Y先生「やっぱり大人の方とやりたいんだよね、ピリピリした攻め合いが楽しい」
楽しんでいただけたでしょうか。
互いに相手のことだけに集中してやり取りする時間は非常に楽しい。
波長が合う相手との稽古は、どんどん周りが見えなくなり、なんとも言えない緊張感に包まれた空間が出来上ってくる。
出るに出られない、打つに打てない、主導権の取り合い、
うまく言えないが、キーーーンという集中がピークに達する瞬間。
剣道の一番楽しいところです。
Y先生がどうなのかはわかりませんが、その入口まで連れて行ってもらった感覚があった。
上の先生にかかる稽古の時には、こんな感覚にはならない。
ちょうど同じぐらいの対等な関係の中で稽古をすると、こんな状態になる。
いつでも、どこでも、どんな相手とでも、自分も、そして相手もこの状態に引き込める稽古ができるようになりたいと思う。