次男坊の高校でH範士が2日間にわたり稽古指導、講演を行われた。
ありがたいことです。
色んな意味で考え方が覆された。
基本的な考え方は間違ってはいなかった。
日々の生活が大切なこと
有心(意識する)から無心(無意識)へ
素振りと切り返し、切り返しの切り返しを徹底して行う
勝利に対する執念
よく見る、よく考える、いつも剣道のことを考える。
技術面では、今までの自分のやり方、教えていたことと随分違っていて驚いた。
2拍子の打ち
1拍子で打つから打たれる
腕を伸ばしすぎない
腕にゆとりをもたせる
打突力
打突の強さが相手に強さを感じさせる
稽古指導でも徹底して素振り。
その素振りも前進後退の素振り、股割り素振り、跳躍素振りの繰り返し
ただダラダラやらせない、しっかりと竹刀の反発力を意識した素振り
そこからは面をつけての基本打ち、丁寧に説明を受けて一つ一つ行う。
必ず毎回蹲踞をして礼式を行う
礼式が始まり、基本打ちを行い、礼式が終わるまで緊張を解かず集中する。
1日目午前
素振り
攻め合い稽古
攻め合い稽古からの打突
1日目午後
講演
2日目午前
素振り
1日目の復習
2拍子打ち
2拍子打ちから輪転打ち
頸部切り返し
2日目午後
頸部切り返し
切り返しの切り返し
近間まで攻め込んでの打ち
近間まで攻め込んでの打ちからの引き技
近間まで攻め込んでの打ちからの連続打ち
応じ技 返し胴 返し逆胴 小手返し小手 胴返し小手 突き磨り上げ面
上段に対する右小手 突き
打ち込みから懸り稽古切り返し
相懸り
どんな場面でも集中させる、時々ピリッとさせながら集中力を持続させつつ、時々緩める。
稽古の内容も常に行っているワンパターンの稽古ではなく、体が覚えた動きと違うため、頭と体をフル稼働する必要がある。
午前も午後も休憩を入れながらだが、2時間半。
あっという間だった。
子どもたちにはちょっと難しい。
咀嚼して消化して、指導に役立てたいと思う。