10月12日勝剣稽古 | 西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

どうも最近気持ちも調子も上がらない。

そんな中、本日の勝剣では子供よりも大人中心の稽古。

まずはO野七段、M野六段、A達七段、立て続けに稽古。

先生方には申し訳ない。

なにか自分の動きがちぐはぐで、体の出も悪いし、反応が遅い。

ここまでの稽古で、どうも足が動いていないことに気がつく。

我慢と溜めを意識しすぎていたせいか、溜めが待ちになっているから足が止まり反射が遅れているのでは?

さらに左足から左腰の構えが決まっていないので、上半身の重心の位置がずれているのではないか?

下手側で足の構えと踏み込み具合を確認しているとY田七段先生より

「一本いいですか」 と声をかけていただき、

いいも何も、こちらこそお願いします。

 

Y田七段教士先生は僕と同学年ですが、途切れることなく剣道を続けていて、女性ですが早々に七段になられた先生です。

小柄な先生なので、間合いが近くなります。

というより、攻めがしっかりしてみえるので、入りを抑えきれず近くなります。

ギリギリのところで意地の張り合い、

先週、N本先生から言われた、真っ直ぐ打つことを意識して、まっすぐまっすぐ。

ここっ、と思うところを打ちますが、当たらない。

やっぱり、少しずれている。

相手の動きを感じようと考えすぎている。

考えている分だけ遅い。

ほんの一瞬を捉えることができれば、「あっ」という一瞬を打つことが出来るはずなのですが。

どこか目で見て、頭で考えてから体を動かしているような気がする。

なぜそう思ったかというと、

朝起きたら左足のアキレス部分が痛くて、ちゃんと歩けない。

頭から司令を出して体を動かすと余計な力が入る、行くぞ!の瞬間に膕が曲がり左足が沈んでいるのでしょう。

目で見て、頭で考えると本能が一瞬防御しようとするのではないかと思います。

「ここっ」と感じたら、吸い寄せられるように体が前に出ていれば乗れる。

 

よく調子が良すぎると審査を通らないという話を聞きますが

これは調子が良すぎると、打ちに出てしまい溜めと我慢が足りない、攻めがない打ちになってしまうからだと思います。

では調子が悪いほうがいいかというとそういうわけではない。

調子が悪ければ待ちになる。

ベストは、いい調子のまま、溜められる。

はやる心を抑え込み平常でいられる状態、この状態が平常であるようにすること。

最近の課題ですかね。