今日は金胴。
本当は31日が金胴デーですが、この日は個人料の日。
他の利用者の方もおいでになると思いますので、貸し切りの今日、金胴を実施しました。
小学生は人数が少ないので最近は総当たりのリーグ戦。
優勝はY君。おめでとう。
ずーとYくんがカップと金胴をキープしています。
総評
今回は引き込まれるような試合はなかった。
声が小さい
単発
自分勝手な打ち
見ている人が引き込まれるような試合。
これはどんな場面だとそうなるのか。
まずは互いに気持ちが充実している。
決してこの金胴をみんなが舐めてかかっているとは思っていないが、取り組みが甘い。
本気度が低い。
互いに本気、そして気が充実していると、これは見ている人にも伝わる。
緊張して体が動かない?
そうでしょう、気持ちはわかる。
本気で取り組む気持ちよりも、緊張感のほうが勝っているからです。
適度な緊張感は必要、緊張感なく試合場に立つのはだめですが、緊張で体が動かないのはもっとだめ。
緊張に試合に取り組む気持ちが負けている。
じゃあ、試合に取り組む気持ちとは?
何を動機づけにするのかは人それぞれだと思う。
例えば俳優さんが泣く演技をするときに、どうやって涙を流すか?
過去を思い出す人もいれば、役に入り込んで泣く、または力ずくで泣く人もいるでしょう。
試合に取り組む強い気持ちを作るのは、
仲間のため、
お父さんお母さんの応援で、
勝つという満足のため、
ひたすら負けたくないという気持ち
やってきた稽古を見てもらいたい
などなど
理想を言えば本来こんな気持でというのはありますが、今はまだ何でもいい。
恨みや怒り、妬みのようなマイナスの気持ちでなければ何でもいい。
どちらにせよ、感謝の気持や日々の努力が不可欠になります。
何かを背中に背負って試合に望むことで大きな力となり、自ずと大きな声が出る、思い切った技が出る、結果として悔いの残らない試合になる。
小学生のみんなには難しいかもしれないが、意識して、そんなこともあるんだなぁと頭の片隅においておいてもらいたい。
いずれ引っ張り出して使う時が来ます。
今は一生懸命稽古です。
まだまだ稽古が足りません。