今日はSCの個人利用。
隣でも別団体とダンスの練習。
半分づつ仲良く使って稽古しました。
春に卒業した高校生も稽古に参加している。
早速、壁にぶち当たっている様子。
高校剣道になり、今までの剣道が通用しない。
一生懸命考えて答えを見つけようとしているようです。
そんなときは基本に戻る。
基本からすべて見直すのが一番の早道。
特に足腰。
道に迷っているときは視界が狭くなり、手のことばかりに気が行く。
見えるところばかりをなんとかしようとする。
鏡を見て構えてみる、正面、横から。
足の向き、幅、腰の位置、脇の締め、肩の位置角度、そして左手の納まり具合。
ゆっくり素振り。
あとはひたすら大きく打ち込む。
やらねばならないこと、あるべき姿は決まっている。
低学年の頃から何度も何度も繰り返してきているので体が思い出すでしょう。
高校に入って、パワーやスピードに対応しようと崩れてしまっているだけだと思います。
崩れてしまっては余計に悪い連鎖にハマります。
打たれることを嫌がらず、正しく打ち続けることが強くなる秘訣だと思います。
今日は子どもたちにも、細々注意をしました。
理にかなった打ち。
理にかなった動きは誰が見ても美しい。
理にかなった動きから、理にかなった打ちをすれば当たるし一本になる。
それは相手の心にも響き、見ている人の心も捉える。
そんな剣道を求めましょう。