2月1日月曜稽古 | 西警察少年剣友会

西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

今日の道場は団体での貸切ではなく個人利用。

他のグループも使用しますので、仲良く場所分けをします。

剣道利用ばかりではなく、ダンスの練習もしていますので軽快な音楽の流れる中での稽古。

 

高校進学が決まった3年生も久しぶりに稽古に参加。

それぞれ進学する学校が決まり、あとは高校生活に向けての準備期間に入ります。

ガッツリ剣道を続ける子、勉強をしっかりやるので剣道からは距離ができる子、様々です。

ガッツリ高校で剣道を続ける子は、入学までの2ヵ月でしっかりと体をつくりましょう。

足腰を重点的に、そして小さな剣道ではなく、大きく豪快な剣道を心がける。そしてしっかり食べて体をデカくする。

 

高校に入り剣道部に入る。

そこから約2年半、濃密な剣道人生が始まります。

朝から夜まで剣道漬けでしょう。

でも勉強もしっかりやってください。

ただ受験のため、テストのための勉強をしているとクイズやゲームのようになってしまう。

古典や物理、専門家になるわけでもないのに必要なの?と思うかもしれない。

それぞれに思考回路が違う。思考の方法を学ぶ。

例えば剣道でも力学的に物理的に体の運用の仕方を考える人もいれば、心理学的に、宗教的に捉える人もいる。

実はどちらも重要で、一方向からだけで物事を捉えていると偏った見方しかできなくなります。

総合的に「観の目」が必要になってくるわけです。

成績が偏差値がという言うわけではありませんが、ある程度の数字は必要になるかもしれません。

それよりも賢い、頭の使い方を学んでほしい。

社会に出て何の知恵のない人は損をします。これは間違いない。

知っているに越したことはないが、知ろうともしないことが一番マズイ。

なぜ?なんで?と疑問を持つ力を剣道で叩かれながら学んでください。

 

僕は剣道という競技ののプロを育てている気はない。

剣道を通じて生きることの達人になってほしい。

社会人として、家庭人として、立派な人間になるための剣道であってほしい。

剣道のための剣道になってしまわないようにしてください。

 

 

久しぶりに稽古に来てくれたことがうれしくて、なんか説教じみた書き込みになってしまいました。