10月8日木曜稽古 | 西警察少年剣友会

西警察少年剣友会

西警察少年剣友会
西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

子供の人数が少ない日は一人一人に目が行き届く。

細かい体の動かし方について説明。

中学生が一人だったのでH先生が面をつけて元に立ってくれました。

 

まずは打つ前の攻め、一歩入る。

意識していないと1右足.2左足と歩くようにすり足で入る。

なかには右足の踵をつけて、歩くときのように1歩前に出る子もいる。

もう、ここから小言が始まる。

 

こんな時の説明も、できる限り子供の琴線に触れるように話をするようにしている。

同じことを何度か、違う説明の仕方で話すようにしている。

このせいで、息子から話が長いといわれるのですが・・・

 

誰しも経験があると思いますが、どの先生からも同じ注意を受ける。

しかし、わかっているのに直らない。

当然、直そうとしているでしょうが、そのようにならない。

でも、ちょっとした言い方の違いで、

「なるほど!」と気づくことがあります。

その子によって、心に響く考え方が違うように思う。

 

このすり足で1歩攻める時の動きについても何通りか話す。

・右足を出して、右足が止まった時には左足を引き寄せる

・足は腰の下についているのだから腰を入れることによって左足を引き付ける

・そもそも右足に重心移動しないうちに左足をつける、左足1本で立っている感覚。

・自分が前に出るというより、左足で地球を回して相手を寄せる

 

そしてなぜ、そのように攻めないといけないのか

そんなことを、時間があるときは説明するようにしています。

 

こんなことを小学生に話して、どのぐらい理解してもらっているかわかりませんが

こんな話を聞いて、考え方を学んでほしいと思います。

 

先生から「もっと早く足を引き付けろ」と言われる。

ただ、ひたすら体の感覚だけで数をこなすのではなく、

そもそもなぜ早くひきつけなければいけないのか?

納得したら、自分はなぜ引付が遅いのか、まず原因を探る。

仮説を立てる、やってみる。

その中でベストだと思うことを、今度は体に覚えさせるため繰り返す。

この癖が普段からついていけば、掛け算で上達していきます。

 

まずは受け入れる

そして諦めず、前向きに考える

できるまで繰り返す

 

ここで先生や父兄の登場。

 

応援する、ほめる、何とかしようとしている努力をほめる。

出来たらともに喜ぶ。

 

僕はどうも、この褒めるのが下手みたいなので

ほめる練習もしなければ・・・