5人ほどでスタート
だんだんと増えていき、稽古が終わるころには結構な人数になっている。
場所が遠かったりするので仕方ありません。
愚息の二人も遅れて参加しました。
特に2号についてはほぼ毎日、高校での稽古があるので、一緒に稽古するのは久しぶりでした。
こんな状況であっても稽古にくる子供たちは、自分なりにいろいろと考えながら稽古していることが感じられる。
最近は、あまりくどくど説明しないようにしているので、自分で工夫しているのでしょう。
ついつい口出しばかりしたくなりますが、黙ってみているのも大切かもしれません。
僕はというと、最近父兄が稽古している動画をとってくれます。
今日のO先生との稽古を撮ってくださり、家でゆっくり何度も見ていました。
以前より、我慢はできるようになってきていますが、まだ打ちたい打ちたいが出てしまっている。
もうひとつ辛抱してから・・・ と思いますが、飛び出してしまっている自分がいる。
これは、構えのせいでもあると思う。
少し前かがみ気味、もう少し左足に重心をもっていった方が落ち着いて見えると思う。
そしてもうひとつ、竹刀の先をチョロチョロと振っているのが気になる。
相手の鎬をこする動作は悪くないが、自分が思っているより、動画で見るとせわしなく感じられる。
二号との稽古も久しぶり。
肩の力が随分抜けてきている。
まだ打突する瞬間に肘が外に向き、肩が上がるので、打突が少し弱い。
打たれることを嫌がらずに、思いっきり打ちぬけるともっと良くなると思う。
高校生ぐらいになると体の反射がいいので、打ちかけて「あっ!」と感じると、体が防御しようとする。
そのため打ちが中途半端になることが多い。
試合ではなく稽古なので、何回打たれようと関係ない。
1回打たれたら2回打ち返す気持ちで、一本一本全力で打ち切る。
「すてる」気持ちが大切でしょう。
のびのびと大きな剣道することで、剣道も強くなっていくと思います。
思いっきり打たれて、思いっきり打つ。