今日はお休みの子もいたし、途中で気分の悪くなる子もいました。学校でもインフルエンザやノロが流行っています。目に見えるものではないので、よけて通るわけも行かず、病気になってしまったら仕方がないのでしっかりと直すことが大切です。
ここで一つ。剣道で言う「攻め」とは準備である、という先生もいる。
そう打つ前の準備ができている状態。
心、体、剣これらがすべて一致して棄てている状態。
今まさに飛び込むだけになっている状態。
こういった 剣道の理法の修練による人間形成の道を普段の生活に生かさなければいけない。
何事も次につなげるための準備と思えば、風邪をひかないように手洗い、うがい、マスクなども攻め。
信号を守る。交差点では左右に気を付ける、これも事故に合わないための当然の準備。
予習復習も明日の授業への、次のテストへの攻め。
トイレの下駄をそろえたり、電車の中でお年寄りに席を譲ることも自分に対する準備ではないが、社会に対する攻めになる。
こういったことを当たり前にできるようになると剣道も強くなる。
普段から後悔したりすることがないよう、一瞬一瞬を一生懸命反省して生きる。心に何ら曇りのないとらわれることのない状態に持っていく。これが棄てるということだと思う。こんな境地にたどり着けるようにみんな剣道を通して修行しているのだ。
剣道だけしていても、試合には強くなるが、ただ我の強い人間になってしまっては意味がない。剣道を以外の生活でも心を鍛える修行を心がけることが大切です。
眠たい。ゲームがやりたい。こんな自分への甘えにちょっとの頑張りで打ち勝つ。自分に克つ。すると相手にも勝てるようになります。
言うは易し、行うは難し。
口だけ番長にならないようにしなくては・・・・・