「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」を久しぶりに見ました | 放送作家 西川栄二のブログ

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昨日の夜は、

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」を

久しぶりに見ました。

何でも放送も久しぶりだったとか。

 

以前に見ていたときは、

田中要次さんと羽田圭介さんの

意見の相違や小さな対立があったけど、

今回は、田中要次さんも羽田圭介さんも

心を合わせてゴールを目指す感じになっていて、

より普通の旅番組風に仕上がっていた。

 

以前にこの番組を担当していた

太川陽介さんと蛭子能収さんは

太川さんが超神経質で

蛭子さんは「休みたい」とか

「歩きたくない」とか

「魚が自慢の街でも肉が食べたい」とか

本音を連発し、

それが番組のいいアクセントになっていた。

 

きっと田中さんと羽田さんにも

そうした蛭子さん的要素を期待して

レギュラーに起用したはずだけど、

そこが思ったほど機能せず、

今の「見やすい形」に落ち着いて

いったんだろうなあ‥と

勝手に推測しています。

 

やっぱり「本当の本音」を言える

芸能人って、本当に特別で

特殊な存在(笑)でさあ。

 

例えば長州力さんも

本音を話してくれるけど、

長州さんは「上から目線」で

本音を話すタイプ。

つまりは「そんなに長い距離歩けるか」と

言えちゃう人。

 

だけど蛭子さんは

「下から目線」の本音の人(笑)。

だからぶつくさを言いながらも

何時間も歩くことに付き合ってくれる。

 

こうした芸能人が見つかれば、

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の

次のレギュラーもすんなり決まるんだろうけど、

蛭子さんって唯一無二の存在なんだよね。