アジア無頼―「幇」という生き方 | 西新・カレー愛好家しゅうしゅうの備忘録

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東京育ちで福岡市早良区地下鉄空港線西新駅近郊在住の不動産関連会社役員の日常。一昨日食べたものは何だろう?とすぐ思い出せなくなった自分のための記憶整理のブログです。現在スポーツクラブでの運動&レコーディング&スムージーダイエット実施中。

アジア無頼―「幇」という生き方 (徳間文庫)/徳間書店

宮崎学著
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宮崎学がマカオのカジノで偶然出会ったという日本人(竹村)から手渡された15冊のノートを元に書いたという小説。

竹村は戦後ヤクザとのトラブルで日本各地の飯場を転々とした後、死んだ養父に大恩があるという中国人の手引で台湾、ベトナムへと逃げる。

ベトナムは折しもベトナム戦争に突入。

竹村はアメリカ軍などから物資を強奪したり、アヘンの密輸に係る仕事にかかわるようになる。

登場人物は多くないものの、舞台がベトナム→カンボジア→香港→タイなど転々としていくので、人間関係の相関図などをメモしていかないと、どんな話かわかりにくいときもある。

私が、宮崎のことと、竹村のことをどっちを指しているのか、わかりにくいことも難点ではある。

が、スケールの大きい話なので、ブックオフなどで安く手に入れることができるなら、オススメできますね。

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