私の仕事術 | 西新・カレー愛好家しゅうしゅうの備忘録

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東京育ちで福岡市早良区地下鉄空港線西新駅近郊在住の不動産関連会社役員の日常。一昨日食べたものは何だろう?とすぐ思い出せなくなった自分のための記憶整理のブログです。現在スポーツクラブでの運動&レコーディング&スムージーダイエット実施中。

私の仕事術 (講談社+α文庫)/講談社

松本大著
¥680
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ゴールドマン・サックスを経て、現在マネックス証券の創業者であり、社長でもある著者の仕事術に関する本。

仕事術というのは様々な方法があるだろうから、私は、自分にあっているな~っというところだけまず素直に聞いてみるというスタンスでいます。

著者が、ゴールドマン・サックスにそのままいたら上場した際得られた報酬を放棄した理由について、

①証券手数料自由化の日に合わせてネット証券をたちあげるための時間的な理由

②何よりもクレディビリティ(信義や信頼)が大事

③受け取ることで、その後何もしなくなる可能性が怖い

のようなことを書いています。①②は本書の中で何回か触れられているので、特にイイタイコなのでしょうね。

報酬を受け取った途端に辞めることもできたわけですが、そうすると金に汚い男だという印象をもたれかねないし、第一、他のネット証券にスタートで出遅れることにつながりかねない訳です。

信頼を重ねるまでは、長時間かかりますが、無くなる時は一瞬でなくなります。

老舗ホテルの産地偽装問題などがそれを表しています。

忙しい著者ですが、あらゆる大量の情報に接し無くてはならないと考えていて、情報入手には好奇心がなくてはならないと説いています。

そして情報の入手先は国内だけではなく海外からも得るようにしないといけないそうです。理由として、北朝鮮の国民の例を取り上げて。

「もし、国内の情報にだけしか接してなければどうなるか。これは北朝鮮の国民を見れば、想像がつくかと思います。(中略)普通の人たちだと思うのですが、海外からの情報を断絶されているがために、特定の権力者によって都合のよい思想を植え付けられているのです(本書67ページ)」。

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