おはようございます。
マイクロスコープを使い始めてまだ3ヶ月ですが、仕事に変化が。
定期ケアに来ている熱心な患者さんにも、その恩恵も。
ただでさえ口の中は暗く、狭い。
かつ、極めて繊細な作業を求められます。
被せものの隙間
歯と歯の境目は、50マイクロメートルに調整が必要です。
始め作りたては入らない事も。被せもの、歯と歯の接触点を調整してようやく入るようになります。がそれでは違和感が。
適切な隙間でないと、生体は嫌な感じを残します。そのため繊細な調整が必要となります。
私はこの50マイクロメートルにはこだわっています。
ものが挟まるなと思うかたは、近くの歯医者さんに健診へ。
しかし、それを手作業で表現できなければ、その隙間は改善されません。
先日は咬むといたいという患者さん。
レントゲンでは異常がなく、様子を見ていた所、
被せものが緩んでいて、マイクロスコープで診るとその一部が欠けている事に気づく。
マイクロスコープの威力ですね。
幸い、抜歯するまでの損失でなく、
やり直しはご希望されませんでしたが、やり直しの必要性を説いても納得がないかたには、責任は取れませんが、患者さんの意思を尊重しました。
お腹のポリープを診るのに、内視鏡を使いますよね。
それと同じと考えてよいと思います。
11倍の視野では、様々な事が分かります。
真っ黒になった、歯の中を診ると、やはり健診は大事だなと感じます。
忙しさと暇が混在する当院です。
健診は、ご予約がお勧めです。
気になる場所の精査致します。
新潟市西区小針南台3-6
西原歯科クリニック