こんにちは。蒼乃勇信です。
先日から強みに関しての
記事をいくつか書いてきました。
私はクライアントの皆さんには
必ずこれらのお話をしています。
いわゆるコーチングでは
強みについて扱うことは多い
と思うのですが、
カウンセリングでは珍しい
かも知れません。
しかし、この強みのお話は
カウンセリングには欠かせない
ある点につながっているのです。
強みの復習
何度か繰り返しお話して
きましたが、強みには2つの
分類があります。
一つは知識やスキル。
もう一つは無意識の思考や
行動のパターンでした。
そして、この無意識の思考
行動パターンは、うまく使えば
強みになります。
他人が努力しなければ
できないことを自然とできる
からです。
例えば、人によっては
毎日決まったことを決まった
やり方で実行することが
できます。
しかし、それができない人
もいます。
できない人から見れば、
決まったことを決まった
やり方で実行できる人は
すごいと感じます。
一方で、できる人は
それが自然なので苦しくは
ありません。
だから、決まったことを
決まったやり方で実行する
仕事を担当したり、
ある仕事で成果を出す方法
を考える時に、できるだけ
決まったことを決まったやり方
で実行するようにすることで
成果が出しやすくなります。
そういった意味で強みに
なり得る要素になるのですが、
逆に自分や他人を苦しめる
原因になることがあります。
なぜなら、決まったことを
決まったやり方で実行する人は
それができない環境だと苦しい
からです。
そして、他人にも同じ様に
決まったことを決まった
やり方で実行することを
求めたりします。
つまり、その性質を発揮
できないと苦しいし、
発揮し過ぎると「べき論」
になってしまうのです。
自分の苦しみの原因に強みが潜んでいる
私の例をお話します。
私はストレングスファインダーで
自我という資質が割と上位にありました。
上位5位内ではないものの、
10位前後に入っていたのです。
この自我というのは、
他人から重要な人間だと思われたい
資質です。
そのため、うまく使えば
以下の様な長所となります。
・独立心が強く一人で物事を
成し遂げることができます
・感謝されるためなら
いくらでも努力する
他にもありますが、
こういった点は自分の強みに
なり得ます。
一方で、ヘタをすると
以下の様な短所になります。
・自分がどうみられているかに
意識が向きやすい
・チームで達成するより
自分が目立つことを優先しやすい
・ネガティブなフィードバックに
弱い
私は内向型であまり人前に出る
ということを好みません。
また、調和性を重視する性格で
周りに合わせようとする傾向が
とても強いという一面もあります。
一方で、先ほどの様に自我が
そこそこ上位にあるのです。
そのことは私は苦しめていました。
私は内向方なので職場でも
積極的に前に出ようとはしません。
しかし、自我が強くて目立ちたい
ので何かしらの場面で自分を
強くアピールしたくなるのです。
アピールはしたい、でも人前に
出るのは避けたいし緊張してしまう、
しかも周りの意見に合わせてしまう…
これは結構苦しいことです。
自分の中でアクセルとブレーキを
同時に踏んでいる様なものです。
どこまでいっても苦しいのです。
そして、何とかあからさまに人前
に出ずにこっそりと良い仕事をして
アピールしようとする様になります。
しかし、そこでも自我は邪魔をします。
仕事を進めるうえでは、
どうしても他人と協働する場面が
あります。
そういった時に、自分の手柄を
もっていかれたりするのが
たまらなく嫌だと感じるのです。
また、協働で何かを作る際に
自分の意見が認められないと
途端にやる気を失ってしまうのです。
また、他人からフィードバックを
もらうことが苦手なので、
周りの意見をもらうことを躊躇
してしまいます。
つまり、自分がすごいと
思われたいので、他人の良い意見を
取り入れたり他人の力を借りる
ということができないのです。
(次の記事へ続く)





