こんにちは。aonoです。

 

前回は自分を守るために、

段々と良くない方向に

進んでいく様をお話しました。

 

 

 

 

 

私はどこで誤りを犯し、

どうすれば良かったのでしょうか?

誤った決断

ここまでの経験を振り返って

改めてみてみると、

私は相談を受けることで

他人から負担を押し付けられ、

 

そのことを避けるために

「自分の周りに壁をつくる」

という決断をしていました。

 

 

しかし、その壁をつくっても

善良な人達が入ってこなくなる

だけで、本来自分を守りたい

相手方は壁を乗り越えてくるため

 

どんどん壁が高くなり、

入ってきて欲しい人が入ってこれない

状態になってしまったのです。

 

 

おそらく、私の間違いは

自分を守るために

「壁をつくる」

という決断をしたことです。

 

 

「周りは自分に負担を

 押し付けるものだ」

ということを信じた私は、

 

周りの人が近づいて来ると

無意識に壁をつくるように

なってしまいました。

 

 

当時の、まだ若い私には

難しい状況だったと思います。

 

 

しかし、いったいどうすれば

良かったのでしょうか?

 

 

これは結論としては、

やはり勇気をもって

自分に負担を押し付けようと

する人達に抵抗するしか

ありません。

 

 

ただ、「仕事を押し付けんな!」

と直球で言っても良いのですが、

 

それでは喧嘩になるのが

目に見えていますので、

繊細な人向けではありません。

 

 

ここでも、最初一歩としては

いわゆるⅠメッセージを

使うことが最善だと思います。

 

 

Iメッセージについては

色んなところで解説が

なされているので

ザックリと言いますと、

 

「あなたは~して下さい」

「あなたは~だ」

という言い方ではなく

 

「~されると私は~と感じる」

と、私を主語にした言い方です。

 

 

例えば、先に出たように

自分の担当外の人が度々

相談してくる状況なら

「私にも担当している人がいるので、

 ○○さんからの相談も受けていると

 時間に追われて(私が)困ってしまう」

という風に言う事ができます。

 

 

ここで

「○○さんに相談してください」

という風に相手を主語にするより

自分の感情を伝えているだけなので

言いやすいと思います。

 

 

また、相手の受け取り方としても

自分に対する評価ではなく、

相手の感じ方を聞かされているので

角が立ちにくいでしょう。

 

 

ここに、更に付け加えるなら

「もし、○○さんに相談しづらいなら

 私から○○さんに伝えておきましょうか?」

「一緒に付き添ってあげましょうか?」

と提案を加えると突き放した感じが

しないので良いかと思います。

 

 

それでもお構いなしに負担を

被せようとする人がいるかも

知れません。

 

 

私が最初の配属先で出会った

嘱託社員の方であれば、

「そんなことは知らない。

 自分はこの仕事はしないから

 そちらで何とかしろ。」

と言うかも知れません。

 

 

そういった場合は、

既にコミュニケーションの取り方

の問題ではありません。

 

 

きちんと職場内の問題として、

上司と一緒に対応を協議する

ことが必要です。

 

 

その場合も、上司に対しては

「○○さんがこういった対応で

 私は困っているんです」

とIメッセージで伝えてみましょう。

 

 

必要な時に自分を守ることが

できれば、無理に壁を高くする

必要はありません。

 

 

そうすれば周りと関りを持ちつつ

より大きな安心感を得ることが

できると思います。

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。