こんにちは。aonoです。

 

私は新入社員で配属された

部署で、運悪く周りが

仕事を押し付ける標的に

なってしまいました。

 

 

 

 

 

そのことにより、

私は自分を守る必要を

感じます。

 

 

そのために取った行動が

その後の自分のパターンと

なっていくのでした。

 

壁を高くしていく

最初に配属された部署で

私が学んだのは、

「周りの人は自分に負担を

 押し付けようとするものだ」

ということです。

 

 

先にお話した様な嘱託社員や

専門職員は論外としても、

それ以外の人達も基本的には

同じ様な面をもっていました。

 

 

相談しやすい人に相談が

集中するし、そのまま案件を

引き上げてくれやすい人に

相談をします。

 

 

そのことを学んだ私は

次の部署では、相談を受けても

簡単には引き上げない様に

注意しました。

 

 

しかし、それでも相談自体の

数は多い状態でした。

 

 

ほとんどの部署では相談窓口は

一応決められています。

 

 

なのに、それを飛び越えて

相談してくる人達がいるのです。

 

 

多くはルールを知らないから

だとは思います。

 

 

なので、相談に来た際は

一応相談に乗ったうえで、

 

「体制上、○○さんがん担当だから

 次からはまず○○さんに相談を

 して下さいね。」

 

「○○さんも自分の担当なのに

 私に相談していたら気分を

 害するかも知れませんよ。」

 

と注意をしていました。

 

 

しかし、それでも尚来るのです。

おそらく、何か○○さんには

相談しづらいのでしょう。

 

 

○○さんが席空きの時を狙って

「ちょっと今○○さんいないので…」

という顔をしてやってきます。

 

 

それが単純なやり取りですむ相談

なら、まだマシなのですが、

そうではないこともあります。

 

 

何か調べてあげないと

いけなかったり、

代わって対応が必要なものも

ありました。

 

 

私にも担当している人達がおり、

その人達の相談もありますし

もちろん自分の仕事もあります。

 

 

そんなことが続くと、

最初に配属された部署での

ことを思い出し、

嫌な気分になりました。

 

 

「なんで俺のところに来るんだよ!」

「人の時間を奪わないでくれよ!」

とそんな風に考えたものです。

 

 

そして、そんなことが続くと

だんだんと相談に来る人全てが

自分の時間を奪いに来ている

ように見えてくるのです。

 

 

自分の方に歩いてくる足音を

聞いただけで

「あ、来たか?」

と思ってしまいます。

 

 

そして、

「aonoさん…」

と呼びかけられる前には

既にイラっとしています。

 

 

もしくは、少し向こうで

誰かが話している声を聞いて、

それが何か困っている様子

だとすると

「あれ、こっち来るんじゃないか?」

と考えてしまう様になりました。

 

 

そう考えていると、

それだけでイラっとしてしまうのです。

 

 

そして、誰かが話している声、

自分の近くに歩いてくる足音、

自分の名前を呼ぶ声、

 

もしくはその気配を感じた時

「また何か押し付けられるんじゃないか」

とセンサーが働くようになりました。

 

 

人が大勢いる事務所ですから

自分への相談でなくとも

自分の方向に歩いてくる人も

名前を呼ばれることも

周囲で話している人も当然にいます。

 

 

その度に

「あ、こっち来るか?」

と反応して身体が緊張するので

すごく無駄なエネルギーを

使っている状態です。

 

 

そんな状況から私は、

常に

「忙しいです」

「今、声を掛けないで」

というオーラを醸し出すように

なりました。

 

 

こういったオーラを出すと

善良な方達はあまり声を掛けて

こなくなります。

 

 

一方で、やはり依存心が強い人達、

人の顔色等は読まないタイプの人達は

それでも尚声をかけてきます。

 

 

そして

「時間を奪われる」

と感じた私は

 

更に

「声を掛けないで」

というオーラを

強くしていくのでした。

 

 

しかし、どれだけオーラを

強くしたところで、

声をかけてくる人はやはり

声をかけてくるのです。

 

 

気付いた時には、

自分が避けたい人だけが

私に声をかけてきて、

 

善良な人たちからは

一切声がかからないという

寂しい状態になっていたのでした。