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一枚の写真から物語を始まます。

 

※期間限定の展示品

 

凝り性なもので、ポルシェにずっぽり嵌っています。

ずっとずっと憧れていて、大好きなので、7種8台のポルシェのハンドルを握りました。

専用コースで指導者付きのプログラムだから制御不能ぎりぎりの状況に興奮します。

もちろん素人の私が運転しても当然そのポテンシャルの半分も発揮できないのですが、レーシングドライバーの技量はすごすぎます。

超一流プロがどれだけ凄いか、百聞は一見に如かず、1分18秒の動画があります。

 

PORSCHE EXPERIENCE CENTER TOKYO (porsche-experiencecenter-tokyo.jp)

 

伝説の8号車、80歳の熱い走りに喝采です。

この動画はいつまで閲覧可能かわかりませんが、そろそろトップページのリンクからはこぼれそうなので紹介します。

 

左ハンドルのマニュアルは憬れです。

たぶん面倒なだけで下取り価格も下がるのでしょうけど、左ハンドルのマニュアル以外のオーナーになりたくありません。

むかしむかいヨルダンとフランスで、VWゴルフとプジョーでしたが、左ハンドルのマニュアル車を運転しました。

 

動画の話題に戻りましょう。

この車は718ケイマンGT4の特別カスタマイズ、エクスクルーシブな世界に一台の「906トリビュート」です。

MR4.0ℓ420馬力は速いですね。

この車と同じエンジンのGT4も木更津でドライビング体験できます。

 

私は同じ排気量のケイマンGTSというMR車を運転しました。

RRと違ってお尻が軽やかです。

コーナリングでの如意万能であるように錯覚するほど軽やかな操作感は最高です。

個人の意見ですが、911カレラSはケツデカこそが魅力ですが、ちょっと油断するとアンダーステアでコントロール不能になるので、操作性は718の方が高いと思います。

 

クイズです。この車は718?911?どっちでしょう。

 


※ヒント:ヘッドライトが特徴です。

 

晴れた日にポルシェに乗ってみたかったのです。

上り坂の加速は迫力満点、超絶かっちょいい白いポルシェは息をのむほど素敵です。

エンジン音が素晴らしく、アクセルを強く踏みこむと後輪が沈み込む恍惚感は掛け替えのない瞬間です。

ただし、注目浴びちゃうし、運転はすごく緊張するし、都内の一般道では心配事が多すぎます。

 

※ヒント2:スピードメーターがアウトバーン仕様!

 

330km/h、ここまではギア比の設計上スピード出ませんけどね。

どうしても出したければ改造してホイールを大きくするのでしょうかね、あちこち削ったり大掛かりになることでしょう。

肝心の走行性能も削り取ってしまいかねません。

サーキットでは軽量化とエアロダイナミクスを性能アップさせるので、最高速度はあまり重要ではありませんね。

 

 

※ほぼ全身、もうおわかりいただけたことでしょう。

 

アリストテレスが、最高の笛は最高の奏者の手元にあるべきであると言いました。

ポルシェもまた木更津のコースでプロのアドバイス付きで操ってこそ真価を発揮します。

一般道ではただの燃費の悪い車です。

燃費はハイオクでℓあたり7.5km程度です。

それはさておき、とにかく一度はハンドル握ってみたいと夢見ていました。

 

※正解はこの写真です。

プレートの刻印がこれまた格好いいのです。

 

シェアリングサービスは極上ですね、メンテナンスは事業者がすべてやってくれて、保険もわずかな支出でフルカバー、所有するのは自己満足にはなるのだろうけど、私は時間貸しにより体験できればいいのだと思います。

賢明に積み立てた資産を一部取り崩して、ポルシェに乗ることができることは幸運なのでしょう。

 

 

値上げの秋ですね、呑気に同じ消費行動していると出費が嵩みます。

株も債権も円も安いトリプル安です。

困った状況です。

 

世間では値上げ前に缶ビールを大量買いしたりしますが、飲み過ぎることになるので一カ月の出費はむしろ大きくなったりしがちです。

私の場合は、シンプルに、ストイックに、飲まない日も含めて消費量を減らします。

 

 

腕時計の分解掃除を38Kで依頼しました。

いままでお願いしてた時計店が高齢のため引退してしまいました。

それでしかたなく修理できるところを探したところ、ほぼ3倍です。

それでもメーカーに出すより割安です。

金無垢の腕時計はメンテナンスに金かかるんですよね。

30年近くずっと同じ時計をしているので、同じ時を過ごした相棒です。

可能な限り手入れして長く使い続けたいと思います。

 

脱線ですけど、クラウンがFFになったので、国産のFR車がどんどん消えていきますね。

(補正:エンジンが前置き前輪駆動、後輪はモーターアシストする4WD)

そういえば、昔は日産サニーもFRだったんですよ、当然重ステでミッションはマニュアルでした。

個人的には中古で買ったFRの初代スープラが思い出深い車です。

 

さて、私事ですが、世界的な株の大暴落で評価損が発生しました。

【※後日結果:評価損は解消しました、というより、下がるごとに買い増して株価が戻ったので評価益!】

毎日こつこつ積み立てているので気にしていませんが、とはいえ、本気で節約モードに入ります。

目標資産額に到達するまで過激な貯蓄(投資)率での生活がスタートです。

しばらく自転車以外の交通手段は使用しません。

自転車だと、健康な体ひとつで出費ゼロ、のどが乾いたら公園の水がすぐに利用できますしね。

酒も減らします。

読書の秋は格安で時間つぶせるので貯蓄の秋とイコールなのです。

 

 

今年乗ったポルシェたちをリストにまとめました。

壮観でうっとりする圧倒的スペックに目が眩みます。

中~高回転域のトルクフルな走りはそれなりに体力がないと重力変動に耐えられません。

 

Porsche モデル 排気量 馬力 トルク 駆動式 後輪ホイール

911 Turbo, 3.8L-turbo 580ps 750Nm 4WD  315/30/R21

911 Carrera S, 3.0L-turbo 450ps 530Nm RR  305/30/R21

911 GT3, NA4.0L 510ps 470Nm RR  315/30/R21

718 Cayman GTS, NA4.0L 400ps 430Nm MR  265/45/R18

Cayenne Off-Road, 3.0L-V6turbo 340ps 450Nm 4WD

911 Carrera S, 3.0L-turbo 450ps 530Nm RR  305/30/R21

718 Boxster, 2.0L-turbo 300ps 380Nm MR  265/45/R18

911 Carrera, 3.0L-turbo 385ps 450Nm RR  295/35/R20

911 Carrera GTS, 3.0L-turbo 480ps 570Nm RR  305/30/R21

911 GT3 touring, NA4.0L 510ps 470Nm RR  315/30/R21

718 Cayman GT4-RS, NA4.0L 500ps(8400rpm) 450Nm(6750rpm) MR  295/30/R20

718 Cayman左ハンドル, 2.0L-turbo 300ps 380Nm MR  265/45/R18

718 Cayman GT4-RS, NA4.0L 500ps(8400rpm) 450Nm(6750rpm) MR  295/30/R20

 

 

最後にmovieもう一度リンクしときます。

PORSCHE EXPERIENCE CENTER TOKYO (porsche-experiencecenter-tokyo.jp)

Porsche 718 Cayman GT4 Tribute To 906, Exclusive Manufacturing Model.

Fuji Speedway

 

経験価値は色褪せることはありません。

電動ターボもいずれ体験してみたいと思ってますので、楽しみを残しておきました。

本当に価値のある素敵な体験には魂込めて身銭を投じたほうがいいと考えて実行しています。

 

世界は美しいという話を非常にわかり難い比喩を用いてしますが、誰かにわかってもらおうとは考えていません。

 

自分自身が心身ともに健康で楽しく満足していれば、ひとにやさしくできるのかもしれないと思います。

なんとなくですけど、どうしても他人との比較は避けて通れないのですが、まずは絶対的に悲観的に現実を見つめながら、それでもなんとかなると自信があります。

根拠なき自己愛なのかもしれません。

健康で文化的な生活はシンプルにいいものだと思います。

なぜなら、体調(心身ともに!)が良い状態をキープするには、良質な財・サービスに囲まれていた方が有利です。

2×2のマトリックス(2ビット=4通り)で考えるだけでなく、体調も加味した2×2×2の3次元マトリックス(3ビット=8通り)で判断する方が適正であると思います。

 

サービスレベル 高い 低い

満足度     高い 安い

体調      良い 悪い

 

高くて良いサービスはあたりまえです。

ただ個人的には、「安かろう悪かろう」よりは「高くても良質な物」がいいと思います。

高くてもリーゾナブルでも、とにかくプライスレスな価値を感じたなら思い切って支出すべきなのかなと思います。

その分働けばいいのです。

一方で、高額な粗悪品は世の中からなくなりませんね、マルチ商法まがいに向いていますから。

私は人間関係を換金するビジネスや霊感商法は大嫌いですが、でも人は弱いものです、ときに油断もしてしまいます。

生きてる以上リスクゼロはありえないから、気を付けましょう。

 

 

※こんなところ(中央区リバーサイド)に小便小僧さん!

 

結論ですが、丁度いい価格の良質な商品・サービスに体調万全で一点集中するのが正しい選択です。

再現できようがができまいが、一期一会、すべてかけがえのない体感経験となるはずです。

例えば北海道旅行、浅草の焙煎珈琲、国立新美術館で絵画鑑賞とランチ(もちろんポールボキューズ)、ポルシェ体験(都内の正規ポルシェ販売店でレンタルもできます♪"Porsche Drive Rental")、フランス古城宿泊と自転車周遊、ローマのバス旅、エーゲ海クルーズ、大西洋岸の田舎町で予定なしガイドブックなしスマホなしの一週間、死海でエステ、ミュンヘンオペラ、高野山の生ゴマ豆腐、競馬場でビール、心の底から楽しむために必要となったものは、すべて健康であることだけが条件でした。

 

どんなに生産性が低く安い国であっても、美しい我が国は最低賃金が保証された比較的自由で安全な国です、この恵まれた環境にいながら、やりたいことができないなら、たぶん自業自得です。

たばこやめる、自家用車処分する、リフォームのサイクルを1年後回しにする、家賃の低いところに住む、健康に気づかいできるだけ(怪我しない無理のない範囲で)歩く、工夫次第でできることはたくさんあります。

つまるところ、やるかやらないかだけで資金の枯渇か余裕かが決まります。

 

※隅田川のほとりにある中央区体育館

 

 

繰り返します。

できるだけ良質でかつ良心的な価格だと持続的にサービスの提供を受け続けられます。

事業者から見ても、リピート客は事業計画を達成するうえで最重要の存在です。

健康でそこそこ良い品質のものを利用していれば、虚勢を張る必要もないのではないかと思います。

真面目が肝心です。

なによりも、生涯一度ぐらいはバチカン大聖堂を見学するのもいいと思います。

 

でも、実は、同じ商品・サービスでも、受けるときの自分自身の体調が調子いいかどうかで満足度はまるっきり違ってきます。 

したがって、適度な睡眠と運動とストレスをコントロールして自律神経を高度にバランスよく保ち、食事に満足して生活すればQOLは上昇するはずです。

逆に、それで満足できないようなら、必然的にすねてひねてねじまがって、どうにもならないように思います。

コントロール不能の熱に近づいて火傷するのは当然の帰結です。

そもそも危険な債務の断崖に近づかないようにすればいいのですから。

 

雪印がスポンサーしてた「たまに行くならこんな店」にでてきそうなレストランに毎週通っています。

ランチタイムに行けばリーゾナブルです。

 

※絵画と生花で飾られた清潔な店内

 

※前菜サラダ(ヒラメのカルパッチョ)

 

※メキシコ産牛のサーロインステーキ最高っす。

 

 

円が安くなっていますね。

海外ブランドは円価格据え置きのものもあって、ありえないぐらい割安です。

自動車取得税と自動車税(固定資産税)と重量税がなければポルシェ718ケイマンS(2.5L350ps)を買うかもしれませんが、維持費が大変なので自重します。

その他にも保険、動かせばガソリン(半分は揮発油税!)、高速代、コインパーキング、もう罰金としか思えません。

どうしても必要な時だけレンタカー、クラスはエコノミーのヴィッツで十分です。

私は一人のときはタクシーは使いませんが、非常に割高の介護タクシーはやむを得ず使うことがあります。

腹の底では、動けないのに病院(何の検査なのかよくわからないのに)行かなければならない老人の足元見たサービスで胸糞悪いと思います。

 

移動手段は、自転車がベストです。

電車も使います。

3kmぐらいなら歩きます。

若い日々に起業して資金繰りに苦労したので手元資金は厚めにしてしまいがちです。

いざというとき、手許現金ほど頼りになるものはありません。

そもそも車より一度限りの旅行やアトラクションなどの体験に重い価値を感じます。

三次元マトリクスによる比較検討により、酒と競馬がなにより楽しいという結論に達しました。

 

近い将来、冬の沖縄が最優先ですが、夏のバカンスでイタリア周遊を計画しています。

ドイツでポルシェをレンタルしてアルプス越えてイタリア紀行の予定です。

カステッロ(本物の城)とアグリツーリズモに宿泊し、イタリア紀行を追体験したいです。

リグーリア、エミリアロマーニャ、ウンブリア、サルデニア、カラブリア、とその周辺なら1カ月あればゆっくり周れるかもしれません。

そのために毎日つみたて投信買い付けしています。

ユーロ圏で使うから欧州株です。

アメリカにも行きたいからSP500も毎日買ってます。

その前に札幌でポルシェかベンツ借りて、3日間ぐらい北海道ドライブもいいかもしれません。

 

具体的にイメージして、実勢価格を調べて、見積もり出して、代案も比較検討して、まあ、実際には予想外のプランに乗り換えたり、どうなってもその体験が一期一会、素晴らしいと思えたなら良い経験です。

なるようにしかなりませんからね、良い面に光を当てることができれば「楽」です。

肩の力抜いて、ブレーキ踏みましょう。

ぶつかるにしてもどんなに少しでもスピード落としていれば事故のレベルが小さくなります。

スキーで転ぶ時も山側に倒れていれば骨折程度で済む可能性が高くなります。


 

※ポルシェ718「ボクスター」をレンタルしました。

 

都内で走っても面白くもなんともないのですが、軽量ボディのMR駆動2.0L300psターボエンジンの音を聞くだけでも価値があります。

ただクルーズするだけでも気持ちの良い車です。

オープンカーはひっくり返ると危ないので購入の選択肢にないのですが、借り物でゆっくり走るなら素敵です。

といいつつも、ローンチコントロールオプションがついてないので、「急発進」でタイヤが空転しました。

比較することが荒唐無稽なのかもしれませんが、PECのようにはアドレナリン全開でないからこそ、むしろ心地よいのかもしれません。

 

木場公園から出発して湾岸国道357線からゲートブリッジとを2周しました。

京浜島から羽田空港の離着陸を眺めてきました。

いつの日にかアルプス山脈を越える練習です!

イメトレです。

せっかくなので100kmぐらいは走りたいぞとがんばりました。

信号だらけの混雑した都心の道(晴海通り)をフルオープンで走ってみて気が済みました。

つまらない経験も一度はしておくものかもしれません。

燃費は思ったより優秀(ハイオク15リットルで約100km)でした。

 

 

※白のボクスターは改めて感じましたが、まじで格好いいですね、細身に眩しい純白、ほれぼれします。

 

無駄遣い?いいえ、必要不可欠な実証実験です。

都内でポルシェを転がしても、その真価を発揮できないことを身をもって体験するための必要な出費です。

左折車を避けるための車線変更や、地下駐車場の出し入れ(不思議な感覚で映画ブラックレインのシーンを思い出し味わい深い経験でしたよ!)は車幅の感覚がつかめていないので非常に緊張しました。

当然ですが、タイヤが鳴く場面は皆無でした。

やはりPECの専用コースで本気のフルスロットル、タイヤが軋む高速コーナリングのすごさを身をもって知るための本当の比較です。

そして証明しました、木更津でのエンターテインメントはポルシェ・ジャパン社から日本人への素敵なプレゼントなのです。

車好きなら一度は経験しておきたいアトラクションですよね。

変な比較だし、傍目にはたぶん、すっげぇばかばかしいのですが、私は今「この一秒」に真剣です。

 

※足元まで上質なインテリア

 

さて、選択の基準にできる場合分けの話に戻ります。

 

で、優先事項を順位付けして有限の資源を配分することはマストです。

複雑なマルチタスクは理想ですが、同時進行可能なのは、せいぜい3つです。

まず私の場合は睡眠、食事、軽い運動の3つです。

時と場合によっては仕事や友人も選んでいいし、平日と休日、あるいは季節によって変えてもいいのかもしれません。

そのときどきの気分で3つのタスクを選べばいいのでしょう。

ただし、自分の中に基準があったほうが大けがのリスクが少ないと思います。

 

つみたてNISAは目いっぱい使ってますが、実はその範囲を超える金額について、毎日5種類の投資信託を買い続けています。

ひとつ問題があって、評価益が出ていることです。

ドルコスト平均法で長期投資を考えると、評価損がでているときこそ口数が多くなって積立チャンスです。

まあ、それ以上にあがり続けてしまうリスクもあるので、割安と思ったらスポット買いもしながら、十分なキャッシュを口座に置いて、毎日少額だけど買い続けています。

ときどき買い付けができないことがあります、理由はわかりませんが、運用会社の都合なのでしょう、機会損失となりますが、ま、しかたないですね。

せっせと節約しています。

できることはきっちりやる、自力ではどうにもならないことは思い悩まない、それがすべてです。

やるべきことは、毎日やる、動く、セルフコントロールの部分(自力でできることとできないことの適切な切り分けがリテラシー!)は言い訳しない、その結果、資金繰りはなんとかなるものです。

 

※清澄白河でコーヒーブレイク

 

できることのみに意識して集中した結果、危険な場所に近づかない、楽しくないところには行かない、心地よいところに留まる、そう、あえて自分を虐める必要などないのです。

無理のない出費で満足度の高いことを体調良好で楽しむのがSDGsにつながるのです。

なくてもいいものは、ないほうがいいのです。

シビアに査定し、より良い選択を繰り返し繰り返し行いたいものです。

意味不明な聖域を設けたりせず、よさそうなものは試してみたらいいのです。

失敗も経験ですから、何度もチャレンジして改良していけばよく、痛みも勉強です。

そうした結果、私の場合は競馬場が再現性高く刺激に満ちた楽しい場所であるという事実を発見しました。

 

ローンやクレジットを徹底的に管理して、心から価値があると思うことだけに集中する、そのために健康に留意し節制する、そして、言い訳をせずにやるかやらないか、それだけです。

 

美しい音楽、それは至福の時空を彩る不可欠の空気振動です。

もうメーカーが倒産してしまいましたが、歴代サンスイのステレオです。

それは巨大なスピーカー、パワフルなアンプ、イコライザー、アナログレコード、カセットテープ、そしてラジオ。

これも今は亡き石丸電機でレコードを購入し、擦り切れるまで聞いたものです。

3倍ぐらいの価格で超重量級の高解像度の録音が存在しました。

今でもレコード盤はあるのですが、プレイヤーがないので納戸で眠っています。

 

社会人になって寮生活をしたのですが、再びサンスイのコンパクトステレオを購入し、アンプにCD、MD、カセット、ラジオがコンポでした。

CDソフトと書籍は無制限に購入してきたので、正確にはわかりませんがCDは2千枚ぐらいあるようです。

ほとんどがクラシカルです。

やがてiPodの登場で世界が変わりました。

 

DVDなんてものが標準になって、出始めのころはノートPCで再生してたのですが、結局ミュージックビデオをカセットテープに録音して車で繰り返し繰り返し聞いてました。

車の6連奏CDプレーヤーもランクの高いエンジン同様かそれ以上にアンプがパワフルで、音は良かったですね。

トランクルームの天井にCDを格納するカートリッジがついていて、ただでさえ狭いトランクの高さが犠牲になっていました。

まあ、荷物はあまり積まないから問題ありませんでした。

ストリートミュージシャンもカセットテープでオリジナル曲を演奏しながら手売りしてました。

懐かしい景色、そんな時代がありました。

 

「ホワイエ」(FOYER:フランス語)

集いの部屋、団欒スペースを表す単語です。

ほぼ何もない部屋でiPodステレオで交響曲を聴きながら読書する時間が貴重です。

 

ここからは絶対に譲れないルーティーンについて、あれこれ書いていきます。

何が面白いのかわからないけど、惰性でだらだら生きてます。

 

あってもいいけど、なくてもいいものは、近づかないほうが火傷しないですみます。

行く時間もないのに月額使用料というのは良くないと思います。

契約中のサービスはリストアップして、費用対効果を検討しなければなりません。

重要なのはたぶん引き算です。

引き算のいいところは、まず楽です。

余計なことをしないからストレスが少なくて、つまらないけど、嫌ではありません。

あらゆる角度から満点なんてことは現実にはありえないので、合格点でいいと思います。

閉塞感を突き破って異次元へ旅したいなら、一呼吸おいてからでも遅くないはずです。

節約だけでは息が詰まるので、価値ある浪費は節度があればOKです。

債務はコントロール可能な範囲で、余裕のある厳選された計画で信用を積み増すべきです。

つまり情報が溢れて消化する時間が足りないので、ばっさり抹消することでワープです。

ただしビールは断じて削れません。

 

いいものをシェアリングしていることが経験価値です。

最高のものの典型は美術館や動物園での時間です。

温泉も気持ちのいい空間の時間貸しサービスと考えます。

金利の基本と割引率によって現在価値を見積もることができればフェアに比較検討できます。

 

住宅ローンは完済したので、逆算して断捨離を始めています。

酒も心と身体が必要とする絶対量がかなり少なくなってきているので、クラフトビール2本で満たされます。

むしろ保有しているワインやブランデーやスコッチを飲み切れるか、そっちが心配です。

最後は老人ホームなのかなと覚悟しています。

事故はやですね、飛行機や船の事故ならまあいいか、まあ、急に心臓とまるとかが理想です。

自家用車はいろんな意味でコストがかかります。

運転しなければ事故の責任は問われないし、なにより生活に必要な資金確保ができます。

残価設定プランで安心とかいいますけど、税金と整備費と保険料と燃料費は必ずかかります。

結局自家用車は処分しましたし、定期的に使える金額が決まっている引き算なので、接待の伴う飲食店へは行きません。

おそらく品行方正ではないので、お行儀のいい高級クラブの何が楽しいのかわかりません。

私は競馬に使うと決意しています。

 

豊かさを実感するには、やはり実際にやってみるしかありません。

北海道の自然の豊かさを感じるにはその場に行くしかありません。

野生動物が生きていることが文字通り実感できます、本当にいますから。

風に吹かれて天気の急変を経験し、温泉に浸かってみないことにはわからないことがあります。

 

ポルシェのハンドルを握って、アクセル踏み込んで、スピンしてブレーキ踏んで、専用の広い場所ならコントロール不能になっても事故は起きないのですが、どこから危険なのか、本当に爽快な状況はどこなのか、運転席で体験してみることはいいことだと信じます。

 

 

 

独占欲がないわけではないので、良品をできるだけ長く愛用します。

靴にはこだわっていて、スペイン製のカーフです。

時計と眼鏡は国産ですが、素材は輝く金(K18)が好きです。

ワイングラスはハンドメイドと決めています。

いずれも同じものを20年は使ってます。

 

ヘビーローテーションは居心地良いのです。

一番好きな道は帰り道でした。

下山の途中も険しい道のりですが、日々是好日と思えます。

とはいえ脳が老化してアンガーマネジメント機能が弱まっています。

近い将来さえも見通せないリスク大の世界で、老後は鬱陶しいというのが正直な気持ちです。

六つの善行を心静かに実施できればきっと自然の復元力を頼りに心の平安を保てるのではないかと思います。

名人伝の逸話のように、こだわりなく忘却のかなたに、大智は愚者のごとく、軽やかに生きたいだけなのです。

 

※カトリック神田(聖ザビエル)教会のステンドグラス

コロナ流行中は立ち入りできませんでしたが、また以前のように見学(お祈りしている方もいらっしゃいますので静かに!)できるようになりました。

 

 

【編集後記】

今このときが豊かであることに満足して生きることができたら楽しいと思います。
逆に、アンガーマネジメントがうまくいかなかったり、頼りない感情にふりまわされていあたら、まともな成果は望めません。
嫉妬も不安もほどほどにしたいものです。
自分の努力不足を棚に上げて「手柄を持っていかれた」と自分が出世できないことを他人のせいにしていませんか。そこに、ねたみやひがみがありませんか。
留意しておきたいことは、判断における「軸」のある現実的な比較は価値あることです。