北海道旅行に行ってきました。
ラッコちゃんに会えました。
自然は大きなホスピタル、癒されました。
知床の羅臼町から霧多布の岬(正しくは湯佛岬)まで130km約2時間のドライブです。
野生のラッコたちに会いたくて当初の計画を変更してはるばる行ってきました。
そのかいあって出会えました。
最高でした。
とってもかわいかったです。
霧多布(キリタップ)岬 ※小さいけどラッコが3頭います。
岬の先端に人が集まっていて、ラッコちゃんが浮かんでいました。
遠目には2頭にしかみえないのですが、なんと右側は親子だそうです。
目を凝らすと抱っこしているみたいでした。
そして、岩場の反対側にもう一頭います。
合計4頭の野生のラッコちゃん。
到着していきなり目標達成、天気も良くスパーラッキーです。
私は望遠レンズは持っていないので、いい写真は撮れません。
アップのかわゆい写真はプロにまかせて、ただそこにいた記念の写真は撮ってきました。
せめて双眼鏡を持って会いに行きたいですね。
準備不足の私は双眼鏡も持っていませんでした。
とにかくルールを守って、遊歩道から観察しましたよ。
※私のデジカメではこれがベストショット!で、お母さんが赤ちゃんを抱きかかえてます♪
かわいいです。
当初はお母さんに抱っこされていたのですが、眠っていた赤ちゃんが目が覚めたのか、お母さんから離れてひとりで潜って、ひとりで遊びだしました。
何度も何度も潜ったのですが、毎回20秒ぐらいもぐりっぱなしでした。
元気いっぱいです。
動画にゴマ粒程度ですが、赤ちゃんがひとりで泳いでいるところ、潜るところ、お母さんが浮いているところが映っていました。
このラッコの赤ちゃんが無事に大人になってほしいと願います。
世界自然遺産知床もドライブしてきました。
羅臼岳の峠道は気持ちよかったです。
結果論ですが、私としてはもうすこしのんびりドライブしたかったのですが、前も後ろも速い人たちがいたので、安全な車間を守りつつ迷惑にならない程度に普通に伴奏程度のスピードで走りました。
なんといっても私は上品ドライバーを目指してますから笑
山道も楽しいのですが、海沿いの道もかなり半島の奥(「相泊」)まで道路が整備されていて、車で行けるところまでは行ってみました。
キタキツネとエゾシカにたくさん出会いました。
目の前にしてみると、狐も鹿も思っていたより大きかったです。
確信は持てないのですが、オジロワシが飛んでました。
知床ではカモメ(オオセグロカモメ)もかなり大きいのですが、そんなものじゃない大きさでした。
だから季節的にも消去法で「オジロワシ」だと思います。
静かに感激しています。
知床にも成分の濃厚なすばらしい温泉があります。
羅臼川沿いにある「熊の湯」というのですが、熱湯で脚が真っ赤になり、火傷するかと思いました。
野趣あふれる露天風呂で朝風呂が気持ちよかったです。
漁港のすぐ近くに美しい不動の滝があり、初夏の緑のなかマイナスイオンが心地よかったのです。
真夜中海岸で夜空に天の川を挟んで夏の大三角形が輝いてました。
きれいでしたね。
ラッコちゃんの興奮の翌日、知床羅臼港のクルーズ船で根室海峡でホエールウォッチング行ってきました。
幸運にもシャチ30頭の大きな群れ(運が良ければ100頭超える群れに会えることもあるそうです)に出会えました。
ラッキーでしたね。
最初は10頭ぐらいの群れだったのが合流を繰り返して大群になりました。
かなり近くて大迫力でした。
すごいスピードで泳いでいたのに、止まってスパイホッピングしたり、約2時間ストーカー状態で楽しかったです。
※大迫力シャチの潮吹き
実は前日にもクルーズ船に乗ってまして、ミンククジラの姿を一瞬みることができました。
大人で7mぐらいとイルカより一回り大きいぐらいの鯨ですが、ナガスクジラに近い髭鯨(ヒゲクジラ)の仲間です。
マッコウクジラの豪快な潮吹きと垂直に潜る姿も水平線のかなたに確認できました。
マッコウクジラは16m超50トン級の大型の鯨ですが、歯鯨(ハクジラ)の仲間です。
どちらも水族館では飼育されていない種類です。
かなりレアな体験できたなと思います。
ラッコの話に戻ります。
なんといっても大興奮で3時間ぐらいはりついてましたからね、ラッコちゃんを介して集まってる人たちと話もしました。
ラッコちゃんに会えてみんなハイになってます。
ラッコを追いかけ、いったりきたり、ときどき散歩しながら、多くの人と話してラッコちゃん情報を集めました。
ラッコ本当にいますからね、かわいいです。
しかもなんとなんと子育て中ですょ♪
肉眼でラッコの姿が確認できるのはとっても嬉しいことです。
高い崖からの観察になるので、双眼鏡は必須アイテムです。
私は持っていませんでしたが、若いカップルの彼女さんが親切にも双眼鏡を貸してくれました。
ずうずうしく遠慮せず、もうばっちりどあっぷでかわいい姿を眺めてめいっぱい楽しめました。
近くに3頭いたのですが、一頭は蟹を食べていました。
また車で40泊しているおじさんが900ミリ望遠レンズをのぞかせてくれました。
あちこち野生動物の写真を撮り歩いているそうで、それは写真上手です。
見せてもらいましたところ、ラッコちゃんの写真もかわいいアップ写真がたくさんありましたよ。
赤ちゃんは雌だそうです。
自然保護監視員の方が教えてくれました。
ラッコちゃんたちが自然な形で増えてくれることを期待します。
なお、写真集「ラッコ―霧多布で生まれたA子の物語」を買いました。
AMAZONで購入可能です。
かわいい、素敵な、本当の自然の豊かさと厳しさをありのまま伝える珠玉の一冊です。
※お母さんは体調1.2mもあるそうです。
霧多布は遊歩道を散策するだけでも気持ちいいと思います。
霧多布の岬の付け根に温泉施設もあります。
温泉施設は町営で、レストランもついてますが、私は街のひなびた喫茶店でピラフとラーメンのセットを食べました。
街にコンビニがあるらしいのですが、え?あったかな?というような、小さな漁師町です。
昆布漁がさかんなようですね。
霧多布(キリタップ)の名の通り、霧が出ると急に寒くなるので、上着は持っていた方がいいと思います。
私も夕刻、霧が出て急に風が強くなり寒さに震え、車に戻って長袖のパーカーを羽織りました。
天気が急変し、帰り道はずっと土砂降りの雨でした。
ここはたぶん日本で唯一ラッコが棲みついて自然繁殖している大切な地域です。
自然環境を守り伝える努力をする地域の人たちがいます。
同時に漁業で生活する人たちの町です。
もし機会があれば泊まり込みでラッコちゃん三昧(もちろんマナーを守って観察)してみたいですね。
※晴天の霧多布岬を背景にスマホでの記念写真
【バケット(棺桶)リストの最新版】
叶ってしまったこともいくつかあり、北海道旅行から帰って新たなる意欲がわいてきたので、リストを更新しました。
やり残したことというわけではなくて、できなかたったからといって問題ありません。
基本的にはできたこと出会えたことに感謝しています。
ラッコちゃん親子、砂漠の星空、愛馬のGⅠオークス出走&完走、フランスの城での宿泊体験、ミュンヘン歌劇場でのオペラ観劇、等々良いことがたくさんありました。
もちろん日々つらいこといやなことこまったことが多いのかもしれませんが、そのまま背負っています。
リスト項目は変わらないものもありますが、入れ替えもありました。
ひりひりするような輝く体験をあといくつできるのだろう?
トップランクは2つ
①冬の沖縄または小笠原でザトウクジラをみる
②盲導犬協会&自然環境保護団体&寺社仏閣に命ある限り毎年寄付(本年はすでに実施済)する
セカンドベストは3つ
③東京でイタチ&アナグマの観察
④エトーシャかマサイマラかセレンゲッティかンゴロンゴロでサファリ体験
⑤ヤマシギ(ジビエ)料理を味わいたい
ハードル少し高いけどもしできたら嬉しいかなぁが3つ
⑥保護犬かリタイア犬と余生を過ごす
⑦レンタカー(もちろんポルシェ)で3カ月ぐらいイタリアと周辺国を周遊
⑧飛行機の胴体着陸(この夢が叶ったらまさに奇跡でそのままおさらばでも本望!)または海上緊急避難
最後の望み
⑨心臓病でぽっくり
※(世界自然遺産エリア)羅臼岳のふもと知床峠から臨む根室海峡。水平線に国後島。
【追記】
まあ欲を言えば休暇があと一日欲しかったところです。
標津町と別海町の境目にある野付崎にも行きたかったのですが、雨だったのでやめました。
夕陽がきれいな海岸だと聞きました。
長距離走ってつかれていたこともあり、国道沿いの「ミートハウスながの」というレストランで食事しました。
観光地なので、月曜日は休業の店が多いのですが、美味しい肉料理のお店が空いていたのでありがたかったです。
さらに羅臼でも焼肉行きました。
北海道は海の幸山の幸どっちもレベル高いですね。
北海道の経済(特に観光業)に少しは貢献できたかなと思います。
交通費はANAでネット予約(正規料金)のため割高でした。
7月後半からはさらに料金高くなるハイシーズンなのでしかたないでしょう。
往復飛行機代:5万円
レンタカー:2万2千円
燃料:6千円
宿泊:1万円
クルーズ船:8千円×2回
飲食費:6千円
温泉:1千円
文具:1千円
これぐらいはかかるものでしょう。
食費(宿が朝晩2食つきだったので外食は3回のみ)と燃料代が一緒だからガソリン代高くなってますね。
ガソリン代と酒代ってトレードオフ関係にありますね笑笑
車運転するから酒飲めないので、そのかわりガソリン代かかる感じで、結局そのほうが安かったようです。
外食してソフトドリンクとか、夜にコンビニでビール買ったぐらいで終わりだなんて、普段じゃありえない行動ですからね。
トヨタのヴィッツはすっげぇ燃費いいです。
570km走って34L(Lあたり16.7km)でしたから、走りも軽快で広い北海道東部を走り回って快適でした。
結局GoToは利用できなかったけど、納税者として不公平感を感じつつも、行けるときに行かないと人生後悔します。
まあ、とにかくコロナ感染再拡大の前に行ってしまって正解でした。
ラッコちゃんに会いたい、行ってみたら会えた!それだけで大満足です、思い切った行動が報われました。
※揺蕩うラッコちゃん親子







