ポプラの大木が風に揺れて | nishicapiのブログ

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近所の公園にポプラの大木が5本ほど植えられている。

頭一つ抜けているというか、高さが桁違い、極太の幹ではるかな目もくらむほど天に伸びる緑の葉々、地表に風がなくても、上空の風を受けて揺れている。

調べたら、ポプラは柳の仲間だという事実に驚いた。

 

 

おそらく、もう十分いろんなところを訪れた。
これ以上を望むべくもない。
近所の河原や公園を散歩してる以上に心が満たされる時間はない。
あえて考えると、あとは、知床で鯨か鯱を観察したいだけ。それも行けなかったとしてもそれほどダメージではない。
もし行くとしたら、クルージングの後かな、自転車で半島を走破したい。

楽しい記憶はセロトニン分泌につながるので、思い返してみたい。
今回振り返った思い出の地は、もう一度行くことがあればそれほどの幸運はないと思えるようないいところ。

フュッセン(ドイツロマンチック街道)からロイッテ(オーストリアのチロル地方)
レヒ川沿いを自転車で国境を越えて行った。
当時の通貨はAシリングだけど、国境の街ではDマルクも使えた。
郵便局からはがきを投函した。
ドイツの田舎料理も堪能したし、お約束の白鳥の城も見ておいてよかった。

ロワール
ユッセ城は私の心象では最も美しい城である。
朝から暖かい3月のロワール川沿いを自転車を走らせた。
城壁が近くなると、霧が晴れて眠りの森の美女の塔が現れた。
Fフランク紙幣をポケットにつっこんでパンとハムとチーズを買って自転車をこぎながら腹を満たした。
ロワール古城街道では、ランジェというきれいな街も印象深い。
シュノンソーとクロリュセは行ったけど、シャンボールを見ていないのでもう一度いかなければならない。

バイヨンヌ
ガスコイン、ペイバスク
できることなら暮らしてみたい街、最高のレストランのある街、酒もうまい。

ロードス
猫だらけの島。
対岸に大陸がみえて、そこはトルコなんだなぁ、と思ったことが印象に残っている。
疲れてたからか、ヨハネ騎士団の宮殿よりも、アメリカ資本が開発したリゾートホテルの快適さをより強く覚えている。

デルフィ
神託で有名なデルフォイのアポロン神殿、オイディプス王の運命の三差路、世界のへそ(大きな石)
バスの休憩時間に、高台の停車場で、絶景かな絶景かな、大きな湖が見渡せた。
競技場で全力で走った。

ボローニャ
サンルカ聖堂
大学や斜塔も有名だが、町はずれに聳える美しい教会の塔
夏の暑い日だったため、ジェラートも強烈にうまかった。

ナザレ
聖誕降臨教会の間近のクリスチャン修道院運営のホステルに宿泊し、謎のアラブ料理を食した。
後年、遠藤周作の「死海のほとり」を読んだら、記憶が鮮やかによみがえった。

砂漠
マサダからペトラ
イスラエル国境を超える(出入国)のは大変だった。

ポントワース
ヨーロッパハリネズミの死骸に蛆がわいてもそもそ動いていた
丘の上の公園(バラ園?)での読書や飛び入りの草サッカーがいい思い出だ。
急に思い出したけど、この町のコインランドリーで洗濯した。
ここから東欧のブダペストまで夜行列車で大移動を敢行した。
オーベール・シュル・オワーズのホテルが満室だったからたまたま宿泊したのだが、すっごい気に入って4泊した。

シアトル
西海岸の坂の多い街
迷子になってヒッチハイクで事なきを得た。
水陸両用バス、ダックツアーね、楽しかった。

パリ
オペラ座バレエ団
ローラン・プチ振り付けの公演を幸運にもみた。
コメディフランセーズでカリギュラの公演も迫力あったな。
ケースマイケル振り付け「レイン」DVD録画(NHKBSプレミアム)
サルガボー劇場にてミーシャ・マイスキー演奏バッハ無伴奏チェロ
東京のナイトライフはつまらないものだ。
まあ、嫌いじゃないけど、というか、なんとか折り合いながら、それなりに楽しんでいるけど、薄っぺらいな、東京は。
 

とディスってみたけど、私は東京でしか暮らせない。

毎日それなりに楽しいし、満足してる。

ストレッチとマインドフルネスで心身リフレッシュしていれば、ときどき贅沢もするけど、特別なこだわり(=身を持ち崩すほどの執着)はない。

 

とある病院に飾られている東郷青児の版画。

 

湾岸エリアである品川区では、首都高羽田線とモノレールが並行で走っているところがある。