島本の明太マヨからの遠藤周作 | nishicapiのブログ

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福岡出張で、昼休憩で祇園界隈をうろついていたのだが、東長寺の門前で明太子のお店を発見、清潔な店内に心惹かれてはいってみると、そこは島本という老舗でした。

飛行機の時間まで7時間以上あるので、明太子はやめにして、日持ちするやつないかなと探していたら、店のど真ん中に、一番売れてるということで、明太マヨがたくさん並んでいた。

 

帰宅してごはんにのせて食べたけど、島本の明太マヨ、クセになりました。

なお、看板商品である明太マヨ300gと梅味115gを購入した。

お取り寄せ決定(^^♪

 

タイトなスケジュールで、とんぼがえりの出張は体力的にきつかったが、それなりに充実していた。

往復のフライトでは、遠藤周作「死海のほとり」を4章ばかり読み進んだ。

強く深く救済を追及する今、この作品と出会ったのは大きな意味を持つ。

なんといってもイスラエルには20代のころに旅してる。

※遠景に「禿山」の砂漠地帯の羊飼い(この写真は隣国ヨルダンにて撮影)。

私はキリスト教徒ではないが、ドストエフスキーを読んで気になったので、福音書と黙示録の大筋は調べた。

だから、本格的なクリスチャンの遠藤作品を読んで、イスラエルの描写のイメージが具体的に思い描けるのである。

現在(といっても俺が生まれたころの時代)、戦争中の日本、イエスキリストの時代のイスラエル、と時と場所が交錯し、難解で複雑な、時として禅問答のような堂々巡りもあり、読書してとっても疲れる内容だが、心に響き、気に入った。

 

もちろん映画「沈黙」の原作も同時に購入して、家では並行して読んでいるのだが、なんか「沈黙」を飛行機の機内で読むのはちょっと気恥ずかしかった。

まだ映画上映中だからね。

 

前日は中州で飲んでた(宿泊も中州の中心部)わけですが、居酒屋で教えてもらったラーメン店「めんちゃん」はうまかった。

 

 

博多川って、水少ないんだね、水深のある所では鴨が泳いでる。

中州の風俗街も通りかかったが、小さなエリアに密集してるんだね、どこも変わらない夜の街の活気にエネルギーをもらった。

公園ではストリートライブ、屋台村はそれほど混雑してなかった。

残念だったのは、時間がないので素通りせざるをえなかったことだ!

せめてもう一泊したかった。

 

博多といえば水炊きやもつ鍋が有名だが、すっぽんも名物なんだってね。

すっぽんは思ってたよりクセが強く、熱いうちは舌がびっくりしたが、すこし冷めてきたらスープとなじんできて、しかもネギとの相性はパーフェクト。

熊本の酒も頼んだよ、大吟醸だったかな。