何を慌てて押し通したのか、意味が分からないが、統合型リゾート(要するにカジノホテル)法案が国会を通過しました。
手続き上、もう一度衆議院で採決するらしいが、通るに決まっているので、参議院の賛成多数をもって事実上成立ということでしょう。
まあ、個人的には、依存症対策さえしっかり整備すればいいとは思うけど、本当の意味で国民全体が成長力を伸ばす成長産業の育成は規制だらけで足を引っ張り、参加者が損することが収益の源泉となる賭博を成長産業として扱うなんて、この国のいく末は暗いんじゃないかな。
瞬時に一攫千金のチャンスって刺激的だけど、虚栄、妄想、ブラフなどなど、どうしてもインチキな匂いがする。
そもそも熱狂したい人はラスベガスやマカオに行けばいいというのが、個人の感想で、日本にカジノは不要だと思う。
ゲームの範囲の少額の掛け金じゃないよね、なんといっても戦略的な成長産業なんだから。
特別なリゾートで、どうせすごい金額かけるようになるんだろうから、胴元にはメリット多いんだろうな。
私はカジノができても行きません。
行くのは自由だと思うけど、行かないのも自由だよね。
ただ、カジノを舞台にしたおもしろい漫画作品なんかは期待します。
考え方次第なんだろうけど、マインドフルネスとストレッチで心身ともにリフレッシュして、適度な負荷と適度なレクリエーションでストレス管理ができれば、あまりお金もかけずにいろいろ楽しめるんだけどね。
投資というのは、累積で考えることが重要です。
消費的支出と投資的支出、ともに、食いつぶして終わりか収益を生み続けるか、本質的にはこの視点が必要であり、形はどっちでもいいのである。
たとえば、消耗品のガソリンを使うとき、賢い利用で収入を生むのであれば、高くても生産性は高い投資的支出なのである。デズニーランドをぐるぐるまわってるモノレールなんかがいい例ですね。
一方で、東京オリンピック会場やシベリア鉄道を稚内に伸ばすなんて言うのは、残骸だけが残り、維持費に膨大な垂れ流しが発生する無駄な投資だ。エネルギー政策なら、今まで同様アラブ中心で、さらに北米からガスと石油を購入したほうがいい。
日本人は、政府も経営者も生産性を磨かないで、ただ食いつぶしてばかり。そんなばかなという計画、普通に無理な計画が、不思議と無審査で進行するダメな国だから、資産フライトするしかないのかな。
アメリカがどうしてあんなに成長し続けるのか、やはり自分のことは自分でやるからだよね。
利益の半分は自分と社会の将来に投資しないと。それが失敗に終わったとしても、失敗の経験が残るから。
経済成長って、その努力と汗の積み重ねの結果なんだよな!
今年もあっというまに過ぎ去って、また新年を迎えます。
クリスマス3連休は主に競馬場(有馬は身動きできないぐらい混雑するからTV観戦)で遊びます。
年末は贅沢なお節料理(予約済み)を受け取って、3が日はゆっくりのんびりすごす予定です。
