自律神経について | nishicapiのブログ

nishicapiのブログ

ブログの説明を入力します。

自律神経は、交感神経と副交感神経で成り立っていて、人間というか、哺乳動物と鳥類のような恒温動物の体温調節を含め、生命維持を統括している神経系統です。
最近ではMRIで脳の活動レベルを見ることもできるし、交感神経と副交感神経の活動レベルを測定する機械もあるそうです。
視床下部でほぼ自動的にバランスをとって命令を出す仕組みですが、免疫系とも密接に関わっています。
日照時間の影響を強く受けます。

交感神経が興奮すると、瞳孔は開き、脈拍や血圧を高めます。筋肉を動かすことを優先させる、スクランブルモードということのようです。交感神経が興奮すると、ノルアドレナリンという物質が分泌されます。
副交感神経は、その逆で、心拍や血圧を下げて消化や睡眠を促進させる機能を働かせます。副交感神経の活動が増大すると、アセチルコリンという神経伝達物質が分泌されます。

交感神経と副交感神経の活動レベルがともに高く、なおかつバランスが取れているのが理想です。
現代日本人は、交感神経ばかり過敏で酷使しているタイプが多く、毎日イライラしている人が多いという調査結果だそうです。
私も典型的な交感神経が大幅にハイレベルタイプです。


自律神経を整えるには、呼吸が大切です。
一方的に高まっている神経を納め、反対に低い方を引き上げる効果があります。
2倍呼吸法といって、ゆっくり息を吸って、その2倍の長さで息を吐く、具体的には4吸って8吐くのがいいようです。

私は肺活量が大きいので、ストレッチをしながら8吸って16吐くようにしています。

そのほか、栄養のバランスも大事ですね。
炭水化物を減らしすぎたらエネルギーが絶対的に不足します。
脳内伝達物質であるアセチルコリンもノルアドレナリンも、ともに窒素化合物ですから、たんぱく、炭水化物、そして脂質も、良質なものをバランスよく、適量摂取が重要となります。
必須アミノ酸を上手にとるには発酵食品や形のある食材が基本です。
大自然の栄養剤ともよばれる海老はとってもいいようですね。
さらに、音楽や運動も効果的だそうです。

質の高い豊かな人生のためには、バランスよく自律神経の働きを高めることがかかせないということですが、バランスを著しく崩している場合や活動レベルが低すぎる場合は、自律神経機能障害の可能性があるので、神経科や心療内科での診断・治療が必要になるそうです。



街角では藤の花が咲きました。いい香りです。落ち着きますね。とっても気持ちいいです。


今回の記事は、所詮、素人の知識ですが、とんでもない的外れでもないでしょう。
ポイントは、意識して自律神経のバランスを高いレベルで整えていかないと、イライラが収まらない、つまりはイライラしてる人が損するだけですよ、ということが言えるのではないでしょうか。