介護半年とダンス練習相手 | Ballroom Dance & Marathon

Ballroom Dance & Marathon

I don't think I could get through the day without my run.
1994年1月から朝ランとマラソンをスタート。
2009年4月から生涯スポーツとして社交ダンスを選択。
ダンスとランニングの日常と非日常をライトな感覚でブログします。

妻が1年前に脳出血で倒れて、半年後退院して今は自宅療養している。

早いもので半年が過ぎた。

毎朝、体温と血圧を測っているが、ほぼ安定しており、この半年、インフルエンザ、コロナにもかからず比較的安定した生活を送れた。

 

週2回の訪問リハビリ、デイケアへの送り出し、週1回の訪問看護、月2回の訪問クリニックなど予定通り進んでいる。

 

左麻痺で歩くことはまだできない。

しかし、右手が使え、コミュニケーションもできるので日常生活はまあまあ普通にやれている。

 

夏ころには外歩きもできるようにと、今は室内で歩行訓練をしている。

 

脳から膀胱への排泄指令がうまくいかないので、膀胱留置カテーテルをこの3月から付けた。

最初はいやがっていたが今はあきらめと慣れで落ち着いてきた。

 

そんなことで妻の状況が安定して、在宅ケアしている僕もやっと介護生活が落ち着いてきた。

 

52キロの体重はこの半年で一時50キロまで下がったが、このところ戻ってきた。

 

「睡眠、食事、運動」をきちんと行い自己免疫力をつけることを心掛けている。

おかげで体調は良好だ。

 

 

ダンスの方は今年に入って、昼食後、自転車で行ける範囲で1~2時間踊ってきた。

妻はずーとベッドで寝ているが、運動の大切さと僕の趣味を理解してくれて、帰宅時間まで待ってくれる。

 

パーティに行く目的はダンスの練習相手を探すためでもあった。

 

僕の場合、介護があるので、「遠くへ行けない」「早く帰ってこなくてはならない」などの制約がある。

その条件をクリアできる女性になかなか出会えなかった。

 

ところが3月中旬にあるパーティで踊った女性が、踊りのボディがあうので、踊りの休憩中に話すと、「パーティに一緒に行ってダンスを楽しもう」「一緒に練習してもっと上手になろう」で意見が一致した。

彼女の仕事は午前中で終わることが多く、午後の数時間練習することでお互いに条件があった。

 

一緒に練習すれば、ほかの人からみれば「リーダー&パートナー」とみなされる。

それでも大丈夫なのかを確認したうえで、一緒に練習することを決めた。

 

僕はすでに後期高齢者になっているし、練習・パーティ参加の時間的制約もある。

それだけに、同意してくれたことは大変ありがたいことであった。

 

すでに何回か練習をしてパーティでも踊っている。

 

昨年9月、妻の退院以降、まともにダンスができなかったが、今年度に入り自分のダンス生活はやっと希望が見えつつある。