人が人でなくなる歴史的な瞬間を目撃しているんだろうな、と日々感じるストレス。
『たかがそれくらい』で売り渡したものは、二度と戻らないし取り返しもつかない。
普通の日常が当たり前でない世界は滅びの道をたどるだろう。
己の感情が段々と狂気に駆られていることを自覚する毎日、連中はゾンビなんだから斃してもいいような気さえしてくる。
奴隷の口枷をして毒を打って、毒蛋白を撒き散らしている連中は身内だろうと早く消えてくれないかと破壊心が頭をよぎる。
こうして病んでいく自分が恐ろしく滑稽過ぎる。
自然に朽ちてゆくことは、とても美しくあらゆるものは必ず朽ちてゆくべきだ。
そして不自然に長らえるものは、もっとも醜悪で悲しい。
こんな狂った世界に存在する意味が果たしてあるのだろうか?
だから自分たちが求めて選んだ未来に、復讐されるさまを目を逸らさずに見届ければいい。
この先も生きていればの話しだけれども。