雪の進軍 | Apologies

Apologies

My apologies

このブログはフィクションであり、実在する事件、団体、人物との
いかなる類似も必然の一致です。






フリーメイソンに向けて進軍開始‼️

雪が強くなる中、屋根のある商店街を外れてピラミッドを目指す。
折り畳み傘をさして覚束ない足取りで積もりつつある雪の上を歩く。
人通りはほとんどなく、時々見かける地元民であろう人たちは、皆誰一人傘などさしてはいない。
せいぜいパーカーのフードをかぶるくらいで、スーツにコート姿の人も雪の中を何事もなく歩いている。
本格的な冬になるともっと凄いのだろうと何となく想像できる。
わたしにはとても暮らせそうにないな。

そんなことを考えながら車も通らない道を横断して建物へ向かう。
ドアを入ると一階は土産物屋が並んでいる。
琥珀の店に唆られたが、見るといらぬ買い物をしてしまいそうで、通り過ぎてエレベーターで展望台へ。
(/ー▽ー)/フフフ 支配者目線で愚民共を睥睨してやるのだ。

誰も乗らないエレベーターで展望台へ上昇する。
エレベーターを降りて券売所へと向かうと、受け付けのおねいさんが、今日は天候が良くないのであまり見晴らしがよくないですよと。
なんとも親切ではないか。
天気はおねいさんのせいではあるまいに。
大丈夫です、愚民共を見下す為にここに来たのです、とは言えず、(˙꒳˙ก̀)ハーイ わかってまーすと料金を払って中へ。

それほどの広さでもない展望台には趣味カメラみたいな男性が一眼レフで写真を撮っている他には、男性がベンチに座ってスマホを眺めてひとり。
ぐるりと360°見渡せるこの場所は、晴れの日には多くの人が訪れるのだろうか。
おねいさんの言うとおり確かに見晴らしは良くないが、近くの橋や灰色の海が降る雪の中に浮かんでいるのは悪くない風景だ。








雪というものは、こういった暖かい場所から見るのが良いのである。
自分も風景の中の一部となると死の予感しかしない。←雪国の人を何だと思ってるんだとお叱りを受けそう(笑)
スキーやスノーボード、冬山登山などに出かける人間の気がしれない。
別に他人様の趣味を否定する気はさらさらないのだが、寒いのも暑いのも嫌いなモノグサ人間のひきこもりなので理解が及ばないのだ。




勝手にいけよ(ヽ`д´)┌┛★)`з゜) 殺伐。
こういうヤツを見ると、どうも飛び蹴りを喰らわせたくなってしまう。
いや別にキャラに怨みがあるわけではないが、ゆるキャラとか着ぐるみなんかには、ドロップキックをお見舞いしたくなるのだ。
実際にそんなことをしたことはないのだが(当たり前であるwww)コイツを見た時は誰もいなかったので足を上げかけた←ヤバイとは自分でも思う。
なんか舐めた面が気に食わない。
二回ほど前をうろついてみたが、なんとか衝動は抑えられたようだ。
騒動を起こす前に下界へ戻ろう。

雪がさらに強くなってきたようだ。